どーも。
“改”運トレーナーの前田王子です。
テレビを見ない生活を始めて、もう数年経ちます。
漫才とか好きなバラエティくらいはネットで見るものの、テレビなんて銭湯のロビーで涼みながら見て
なんてリアクションをするような感じです 笑
テレビのニュースなんてのは百害あって一利なしなわけで、テレビがないことで、テレビという時間泥棒からの支配を免れた・・・と思っていたんですが、そこは現代社会。テレビがなければSNSを見ればいいじゃない!ってな感じで最近はTwitter見る時間が増えたな〜〜なんて思ってました。
テレビも、真っ暗な画面、無音の状態は電源を切った時のみで、それ以外の時は常に何かを流してます。
ということは、受動的に情報を受け取っているということになりますし、そんな優しい言い方じゃなくて、本当は食べたくもないものを口の中にブチ込まれてるくらいの感じで情報って入ってくる。
そういえば、まだコロナが珍しかった2020年の5月に、こんな記事を書いてた。
https://maedaouji.com/afterafetrcovid-19/
別に未来を予測した記事でもなんでもないけど、この頃から、インターネットの危険性、情報の危険性について語っていたみたいです。
当時の王子いわく、
だそうです。
相変わらず上手いこと言うもんです 笑
毒になる情報たち
そういえば、毎年年末年始は「大殺界」というキーワードでの検索がめちゃくちゃ増えます。
なので、うちのブログにも沢山のアクセスが来ます。
僕は占い師ですが、
- 運は存在しない
- 運気も存在しない
- 大殺界も空亡も全然気にしなくていい
という立場で発信しています。
そして、覚えているでしょうか?
「大殺界」という言葉が流行した時、時代はまだそこまでインターネットが普及していませんでした。
僕も現役のテレビっ子で、一日中テレビを見てました。
きっと誰もが似たような境遇で、だから「大殺界」という言葉がバズったわけですが・・・
今の時代は、さらに自分から調べて情報を得ることができます。
そもそも大殺界という、知ったところで毒にしかならない情報を知ってしまって、さらにそれを自ら検索して、取り入れた毒をより強化しているんです。
本来そのはずなんだけど、インターネットで調べるという行動が、「正しい情報を探す」とイコールになってしまっています。
だから大殺界というワードで検索して、より深みにはまって悩んでしまうだけなんですが、その行動自体に疑いを持つことはないです。
改めて、「情報」というのは「情報」以上の何者でもないわけで、「情報=答え」ではありません。
お料理のレシピ、最寄りのガソリンスタンドの位置情報、気になるお店の営業時間、それらはあくまで「情報」なんですよね。
ただ、検索したその人にとって、欲しい情報だったから、結果的に答えに近いものになっただけです。
先ほども書いたように「情報=答え」ではないです。
情報はあくまで情報、判断材料や比較対象なだけです。
検索して出てきた1ページ目に書いてあることをありがたがるというのは、非常にナンセンスなわけです。
つまり、答えでもない情報を見て、それを答えと思い込んでしまうことに疑いを持たないから、情報が毒になってしまう、ということになります。
ややこしい文章ですね 笑
大事なことなのでもう一度書きます。
答えでもない情報を見て、それを答えと思い込んでしまうことに疑いを持たないから、情報が毒になってしまう
つまり、現代人は情報に溺れてしまっていて、毒を摂取することを良いことだと認識してしまっているわけです。
本来は、情報に振り回されるのではなく、自分の欲しい情報なら取り入れて、いらない情報なら捨てないといけないはずなんです。
新聞の折り込みチラシのように、興味のないもの、必要ない情報は、瞬間的に
イラネ!! (*゚Д゚)ノ⌒゚ ポィ
という行動を取るべきなんですが、ついつい摂取してしまっているわけです。
こんなことを書いている僕ですが、Twitterを見ていて、社会情勢やウソ報道や、それに対するアンチコメントなんかを見て、ついつい元気をなくしてしまうことがあります。
でも本当は、楽しくなろうとしてTwitterを開いたはずです。
それなのに、なぜか数十分経った頃には、テンションの下がった自分が出来上がっているわけです。
毒、食らっちゃってますよね 笑
薬になる情報
では、毒になる情報に対して、薬になる情報とはなんでしょうか?
これはズバリ、
自分で知ろうと取りに行った情報
これに尽きます。
学生時代に辞書を引いたことがあると思いますが、辞書はSNSと違って、余計なことが書いてありません。
なので、情報を取りに行って、情報を取って帰ってくる、というシンプルな行動ができます。
改めて、これが大事なんです。
これこそが、今の時代に必要なシンプルさなんです。
確かに、大殺界と検索して僕のブログにたどり着いて、他の記事も夢中で読んでくれる人はいますし、僕のブログ以外でそうなることも多々あります。
ですが、そういうプラス面よりも、クソの役にも立たない情報が多すぎて、欲しい情報の近くにノイズがありすぎて、毒になるケースが多すぎるんです。
薬になる情報を取りに行って、薬だけ持って帰ってこれればいいのですが、余分なものまで持って帰ってきちゃうから、机の上が散らかるしゴミが増えるワケです。
なんか、日常生活に似てますよね 笑
見もしないDMや、後で見ようとしていたチラシが堆積してしまって、結局机の一角が紙ゴミ置き場になる現象。
それが、インターネット上でも起きているんです。
そして、その行動パターンが良くない作用を働いているにもかかわらず、「運が悪い」というせいにしてしまったりするわけです。
情報というのは、あくまで情報です。
情報自体は答えではありません。
あなたが知りたかった情報が、結果的にあなたの欲しかった答えになるというだけで、情報は情報なんです。
生かすも殺すも、あなた次第なんです。
ここを履き違えてしまうと、情報に溺れてしまうことになります。
特に、毎日テレビでやってるコロナの陽性者数の話。
あれなんか特に意味のない情報で、陽性の人であって発症したわけでもないです。
つまり無症状なわけで、それ即ち、\ただの元気な人/ なんです。
情報を毒に変換して飲み込んでしまうのか、

と跳ね除けることができるのか、ここが分かれ目となります。
いらない情報は、新聞の折り込みチラシのように一瞬で捨てればOKなんです。
つまり、自分の欲しい情報だけを取りに行けばいいんです。
そして、SNSなどのノイズの多い場所、しょうもないレビュー記事など、いらない情報が多い場所からすぐに離れる、ということが、改めて求められるようになっています。
そうそう、インターネットは広告の要素が強いので、人の目を奪うことに特化して進化してた歴史があります。
つまり、ついついネット上のノイズに目が行ってしまうというのは、それはあなたの落ち度も40%くらいありますが、残りは作り手の努力の賜物だったりします。
ついついスクロールするように、ついついスクロールしてしまうように、中毒性が上がるように、インターネットの世界はデザインされ続けてきたんです。
その努力の結晶が、お手元のスマートフォンの画面から映し出されるものなんです。
つまり、その存在自体が毒だったりするわけです 笑
もうめちゃくちゃですよね(*_*)
スマホなんて一人が一台ずつ持っている時代ですが、その使い方は、一人一人の管理責任に委ねられているんです。
管理もせず、自分がどうなるのかの責任も持たずに使っていると、大企業の努力の結晶であるスマホの画面の虜になってしまって、毒になる情報を延々と点滴されることになります。
本を読もう
ここ最近、僕自身のマイブームなんですが・・・
本を読むといいです。
本は、タイムラインのようにノイズも無く、SNSのように心が乱されることもありません。
どこの馬の骨が書いたか分からない言葉じゃなくて、出自がしっかりした人が書いたものです。(そうじゃない本もあるけどね!!!!!怒)
あ、ただ、最近流行のHSP(繊細さん)系の本はヤメたほうがいいです。
読むなら、それ(HSPなど)を克服するための本がいいです。
僕も大いにHSPに該当するし、本も色々読みましたが、HSPの本って、HSPって自分をラベリングして、弱さや拙さを許容する節があります。
そうではなくて、乗り越えるために筋肉つけて、気合入れて人生にブチ当たっていくことが大事であって、自分にラベリングして満足してちゃ話にならないです。
そんなことしてるから弱いままなんです。
・・・と、愚痴が出てしまいましたが 笑
とにかく、本を読むのはいいです。
文学作品、映画化されたモノの原作、心理学、社会学、本当にいろんな種類の本があります。
たまにはハズレの本もありますが、本は基本的に、SNSのようにノイズが入りません。
それに、絡まっていた頭の中をほぐす働きを持っています。
ぜひ一度、スマホを鞄の中にしまって、落ち着いたカフェなんかで本を読み耽ってみるといいです。
そして、帰りは一駅くらい歩いてみるといいです。(歩ける距離なら)
「なんであんなノイズに取り憑かれていたんだろう・・・」と、頭の中がスッキリします。
最近読んだ王子オススメの本
最後に、最近読んだオススメの本を紹介するので、何読んだらいいのか分からん!って方は参考にしてみてください。

この世の中を動かす暗黙のルール―人づきあいが苦手な人のための物語
岡田尊司 著
人生ドン詰まりになっちゃった主人公が、ひょんなことから出会った老人に救われる話。
めちゃくちゃ読みやすいくせに、めちゃくちゃいいこと書いてある。
人間関係にもビジネスにも、それって必要だよな〜〜〜!ということが改めて理解できる名著です。

伊藤明 著
難しそうな本なんだけど、意外や意外、読みやすいです。
そして、文章がオシャレ。
普通に読める文章だし、別に気になることなんてないんだけど、一応ほら、僕もブロガーじゃないですか。文章にはちとウルサイわけです。
この感じは何だろう・・・と思っていたら、それは文章のオシャレさだったんです。
そして当然ながら、内容も面白い。恋愛という難題、自分の恋愛パターンが理解できる内容となっていて、自分のことも他人のこともよく分かるようになる一冊。