どーも。
“改”運トレーナーの前田王子です。
こちらの記事は、以下の記事の続きになっています。
というわけで、運が良くなる理解のしかた、解釈のしかたの後編です。
理解と解釈の違いが分かったところで、理解と解釈がごっちゃになるシーンをあげてみたいと思います。
仕事と恋愛と、理解と解釈
仕事と恋愛。
まさにここが理解と解釈がごっちゃになるところです。
料理やスマホの操作で理解と解釈がこんがらがることはありませんが、仕事と恋愛においては、よくこんがらがります。
それは、仕事と恋愛においては、ゆっくりと理解を広げるという活動がしにくい環境であるから、と言えます。
仕事においては、次々と新しいことを覚えないといけなかったり、怒られたりダメ出しされたりといった場面を避けるために、上手くやろうとする頭が働きます。
目の前の一つ一つを処理していく時に、ゆっくりと理解なんてしてられなくて、自分の頭の中の点と点を繋ごうとして、結果として「解釈」をしてしまうことになります。
恋愛においても、「相手の気持ち」という絶対的に自分の頭の中で解釈してはいけないものを、ついつい自分の頭の中で解釈してしまいます。
そうすることで、変に凹んだり、大事なことを見落としたりしてしまいます。
理解と解釈の区別を持つこと
自分が行っているのが、理解なのか解釈なのか、この線引きができていないと、理解と解釈が混在してしまいます。
理解と解釈の区別は非常に難しく、こんな記事を書いている僕でも混在してしまう時はあります。
だからこそ、ことあるごとに立ち止まって、「これは理解なのか解釈なのか?」と頭を巡らせる癖をつけることが大切になります。
ポイントは、理解と解釈を明確に区別するということではなく、理解なのか解釈なのかについて思案を巡らせることです。
日々の生活がマラソンのような状態だとすると、走りながら物事を考えることはできません。なので、一度立ち止まる必要があります。
これを、ついつい立ち止まらずに考えてしまうから、冷静な視点が持てなくなってしまうわけです。
それは理解ができている分野なのか、解釈するためのパーツが揃っているのか。
一度立ち止まって考えてみるクセをつけると、理解→解釈の流れがスムーズになります。理解→解釈の流れがスムーズにできると、すなわち「要領がいい」という状態になります。
大事なことなのでもう一度書きますが、ポイントは、理解と解釈に明確な線が弾けていることではなく、理解なのか解釈なのかを、一度立ち止まって考えるクセをつけること。これが大切です。