友達が本読んでるのをのぞき見してるとページめくるのが速すぎて「待ってー!」ってなる人日本代表、王子です。
本を読むスピードって個人差ありますよね。
遅い人からしたらなんで早くなるのか不思議だし、速い人からしたらなんで遅いのか分からない。
「本を読む」っていうアクションってかなり謎に包まれてるんですよね。
学校では文字の読み書きは教えてくれるけど、本を早く読むとか効率よく読むとかっていう、実用的なスキルは教えてくれないし、大人になってから速読に目覚めても結構お金積まないと教えてくれないんですよね。
ホントクソだな日本。
で、今回は自称「本を読むのが遅い人」向けに、どーやったら読むのが早くなるのかってことを書いてみたいと思います。
こー見えて王子速読に関してはそこそこ万円払って勉強したことあるからね!だいぶ前だけど!
本を読むのが遅い原因って、きっと一つだけだと思うんですよ。
それさえ改善しちゃえば、あとは応用が利くので、要領よく読めるってモンです。
頭の中で声に出して読んじゃってる
唯一にして最大の原因がこれ。
目で追いながら一文字一文字頭の中で声に出して読んでるんですよ。
そーすると音声再生以上の速度を出すことができないんですよね。
本なんて書いてあることの3割くらいしか刺さること書いてないから、どんどん飛ばしちゃっていいのに。
となるといらない7割も音声再生しちゃってることになるから、非常に効率が悪い。
この音声再生式の読書が非常に効率が悪いということを体験してもらいたいので、ちょっと下の文章を読んでみてほしい。
音声再生式の読書週間が、いかに読書時間を引き延ばすのか考えてほしい。
本を読むのが早い人は1時間で読み切れる内容を、 遅い人は3時間、下手をすればそれ以上の時間をかけて読んでいるのです。 これは時間の無駄以外の何物でもないでしょう。 |
いかがだったでしょうか。
この戦場カメラマン渡部陽一さんを知らない人には「普通だけど?」なリアクションになってしまうけど、渡部陽一さんを知ってる人であればきっと引っかかったと思う。
つい渡辺さんの喋りに引っ張られて読むの遅くなりませんでした?
これはさすがに極端な例だけど、音声再生式の読書ってここまで読むのを遅くさせるポテンシャルを秘めてるんですね。
普通に読んだらあんなの一瞬で読める内容です。
では、どうしたらもっと読書スピードを上げれるのでしょうか?
頭の中で音声再生しない
はい、簡単に言いましたけど、それができないから困ってんだ!って話ですよね。
そうなんです。ネットでいろいろこれについて探したんだけど、
「頭の中で音声再生しなければ早くなります!ドヤァ」
って記事はよく見るんですけど、じゃ、それをどーやったら実現できるんだバカヤロー!ってことなんです。
やり方としては2つあります。
運動してちょっと疲れてから読書する
これは音声再生式の読書から抜けれないときによくやっていました。
ジョギングとかして疲れてから、まだ息が整わないくらいのうちに本を読みます。
で、読むときに意識して音声再生しないように集中する。
この時に、意識を後頭部から30cmくらいのところに置くような意識で読むと読みやすいです。
音声再生式の読書の時って、おでこのあたりに意識が集中してるので、これをカットする必要があります。
音声再生せずに、目を滑らすように、ファミレスのメニューをみるような目の使い方で、大雑把に読みます。
うまくいくと、音声再生してないのに読める感覚が分かると思うので、そうなったらこのやり方を繰り返し行って習慣づければOKです。
と言っても2か月くらいかかりますが。
どうせ長いことかかるので、ちょっと遠くのカフェでも見つけといて、休日に歩いてそのカフェに行く→読書する。の流れが王子的にはお勧めです。
そして、できれば早朝に行くのをおススメします。
モーニングコーヒーを飲みながら本読むとか、安いのにめっちゃご褒美感あって素敵です。
本を読む前に瞑想する
スティーブ・ジョブズも取り入れていた瞑想!
日本だとまだ宗教的な儀式のような印象が残ってたりしますが、海外のゲームだと「メディテーション」と言って、「MPを回復するために集中する」みたいな意味合いで瞑想(メディテーション)が使われています。
集中する前の予備動作みたいな感じでしょうか。
瞑想をすると、運動をした後と同じような頭の状態が作れます。
ただ、瞑想もただ目をつぶってるだけじゃなくて、ちゃんとやり方があるので、音声CD付きの本とかで勉強してから瞑想するといいです。
お寺の座禅会に参加して、瞑想がどんなもんなのかを知るのもいいですね。
これを続けると音声再生はされなくなっていきます。
次は、音声再生をしない読書を始めたときに陥りがちな注意点です。
長時間やらない
上で書いた方法なんかを使って、音声再生しなくても読めるようになってくると、読書が捗るのでいろいろ手を広げたくなります。
ただ、ここで長時間読もうとすると、頭が疲れてくると途端に音声再生式に戻ってしまいます。
そりゃ今までお世話になった音声再生式の読書なので、新しく身に着けた読書法よりもちろんやりやすいワケです。
最初のころの目安は30分くらい。
長時間読みたい時は、音声再生してきたな~と思ったあたりで休憩したり、読書を中止しましょう。
結局のところ、クセを治すというプロセスなので、前のクセが出てくることは悪なんですよ。
要は早く読めるようになることが目的で、一回の読書でたくさん読むことが目的ではないんです。
ここをはき違えないようにしましょう。
あと、音声再生じゃないやり方ができるようになると、音声再生式と比べると最大2倍くらいの速さで読めるようになります。そうすると、一冊当たりにかかる時間が大幅に減るので、つい何冊も読みたくなるけど、筋トレと似てて一日の上限ってあるんですよ。やっぱり。
頭が疲れたら休憩しないと結果として効率が悪いので、一日で多く読むのはもっと先にある目標だと認識しておくことが大事です。焦らない焦らない。
まとめ
読書をするときについ音声再生しちゃう人は、どうしても長時間の読書や多読が苦手です。
そういってる王子も音声再生しちゃうタイプだったので、本を読むのは好きなんだけどめちゃくちゃ遅かったです。
さらに本を読む習慣もなかったので、結構苦労しました。
今は音声再生もほぼなくなり、快適な読書ができるようになってます!