かくいう僕も行動が遅い人です。
ギリギリになってしか行動できないタイプで、さらには行動しなくてもいい・行動しなくてもダメージの程度が知れてる物に関しては行動すらしませんw
今日はそんな行動が遅い人についての話。
行動が遅いっていうのは、今回の場合「動き出すのが遅い」という意味で言ってます。
やらなきゃいけないことが分かってるのに、やりたいことがあるのになかなか行動できない人→「行動が遅い人」としています。
よくあるのは、「英語喋りたい」とか「独立したい」とか。
パッと行動できる人からすると、習えばいいじゃん、やってみりゃいいじゃんで解決してしまいそうなんですが、これってそう簡単な話ではないんですね。
というのも、占いの中には「四柱推命」という生年月日からその人のスペック・パターンを観測する占術があるんですが、四柱推命的にはその人のスペック・パターンは生まれた時にすでに決められている。という考え方をします。
よく、「そういう星の下に生まれた」って言いますよね。アレは四柱推命などの命占(生年月日を使う占術)が語源となっています。
テレビに出てる占い師が「アナタは人気をつかむ星を持ってる」とか言うの聞いたことないでしょうか?
この「星」というのは、生年月日を四柱推命などの命占のフォーマットに落とした時の記号なんです。
フォーマットに落とした時の記号・・・とか言うとめんどくさいので、「星」というと分かりやすいのでそうなった次第です。
星と称すのでどっちかというと由来は占星術っぽいですけどね。もろ星座で占うので。まぁそれはいいとして。
で、
四柱推命は生年月日を使うわけですが、生年月日って変えられないんですね。
そうなると、生まれ持った資質や業ってのは変えることができないんです。つまり変えられないその人のパターンってやつですね。
同窓会で久しぶりに同級生と話してて、「お前変わらねーなw」みたいなことありますが、あんな感じです。
パンチの利いた両親を持つ友達の家に行った時に、「ゴメンね、うちの母ちゃんあんな感じなんだわ・・・w」みたいなことありますよね。あんな感じです。
行動が遅い人はどうなってるのか?
という話なんですが、五行で言うと土や水で構成されるタイプでしょうか。
ここに関しては一概にコレだ!って言える領域ではないので、個別に鑑定が必要な部分ですが、行動が遅い原因は土の五行だったりします。ほら、土ってそれ自体では動かないじゃないですか。
五行って、木火土金水の5属性を指すんですが、土だけなんですよ、動かないの。
木は上に伸びるし、金は熱すると膨張するし、水は流れるし、火は絶えず動いてます。
かつ土の五行が多い人は、比肩・劫財と言ってわがままや自分本位な考えを表す部分が表面に出がちなんですね。となると、行動が遅い人の行動が遅いパターンと合致してきます。
やりたいけどやれない、やってみたいけどやらない。こんな感じの性格は土の五行あるあるです。
そんな時はどうするのか?
五行で言うと、木は土を剋します。というのは、木が生えることで土を動かす、木が生えるためには土は動く(ずらされる)必要があり、木が生えるところは土が動く、ということです。
つまり、強制的にやらないといけない環境に身を置くと動くのです。
と言うと、強制的にやらないといけない環境に身を置くことができないんだ!という土の声が聞こえてきそうですが、そんな時は、まだまだインプットが足らないと判断します。
土は自らの意思では動けません。なので強制的に動かす必要があります。例えば、土を積み上げ過ぎれば風で折れるわけです。
エネルギーを溜めて・・・とか言うとスピっぽくなりますが、現実的な行動とすればインプットを増やす、と言う行為がそれに当たります。
行動するに足る理由が仕上がるまで溜め続ける、というのが土の五行の人の「行動が遅い」を解決する方法です。
ただ待つだけではなくて、なんか取り入れる、みたいなニュアンスの行動です。それが動くに足る状態になった時、動かざるを得ないのが土の人なんです。
土は横には動けないので、さっさと動く火の五行の人(横にも縦にも素早く動く)に騙されがちですが、動くことを頑張ろうとすればするほど辛くなるのが土の五行の人の特徴です。
そして、堆積した土からは良質の金属が生まれます。そうすることで、土は人の役に立つと陰陽五行では説きます。
行動が遅くて困っていて、ネットで調べても「動け!動け!」の一点張り。
そんなクソみたいな助言に辟易した土の五行の人に向けたお話しでした。(自戒も込めてw)
あと、土の五行の人が動けない、何もできないかと言うと、そうでもないんです。
積み上げる→崩れる(動かされる)→積み上げる
このサイクルが早いので、土の五行の人でも結果として動きが早く見える人もいます。
結果として起こる現象は一緒でも、そのプロセスが人それぞれ大きく違います。
僕の鑑定では、そこのプロセスを特に重要視しています。
動けない土に対して「動け!」
まだ芽が出たばっかの新芽に「花咲かせろ!」
世の中はこんなテキトーな助言に溢れてるんですよ。
それじゃ良くなる人も良くなりませんて。。