占い師になるには

全くの初心者が占えるようになるまでに、どのくらい日数がかかるのか?

どーも。

前田王子です。

 

これから占いを始めたい、副業で占い師をしたい、という声をちょくちょくいただく中で特にみなさんが気になっているのが・・・

 

どのくらいで占えるようになるの?

 

ということ。

自分の場合は、独学で2年+講座で1年習ったあたりで占い師として初めてブース出店しました。

お金を頂いて占いをする、というのを「占える」の定義とするならば、僕の場合は3年でした。占いを学び始めてから3年です。

とはいえ僕の場合は、最初の独学期間は占いを仕事にするつもりがなかったので、占えるようになるまでの期間に含めていいか微妙なところです。

 

占い師としてデビューできるまでに3年かかります!なんてのは、ちょっと長すぎてめげちゃう気がするので、今思う「このくらい」という話をしていきたいと思います。

 

準備の期間は1年もあれば十分

今となって思うのは、占いを学び始めてから1年くらいあれば、占い師としてデビューしてもいいんじゃないかな〜と思います。

というのも「占い師」という仕事の形が、昭和初期やもっと前の頃の厳格なものとは違って、今はだいぶカジュアルになりました。

四柱推命や占星術などのザ・占いといったジャンルではなく、動物占い(個性心理學)やもっとインスタントなもの(六星占術みたいなやつ)をちょっと担いで「占い師です」って顔して仕事にしてる人もたくさんいます。

表紙に「初級編」って書いてあるテキスト見ながらやってる人もいますし、もっと酷い(?)のは、視える系の人たちみたいに、個人の主観を振りかざして「占い師です」って顔してる人もいます。

「占い師」という職業は、今となっては定義がものすごく広いので、そんなに真面目に捉える必要もないのかなーなんて思います。

僕の使える占術が四柱推命なので、四柱推命を使って「占い師です!」って顔してお客さんを占えるようになるまでがどのくらいかと言えば、大体1年もあれば十分といったところです。

これは教え方にもよりますが、占うために必要な知識は、実際3ヶ月もあれば習得できます。

占いに必要な能力というのは、どちらかというと占いのスキルよりも接客やカウンセリングの能力なので、そっちを磨くために半年くらい無料鑑定をやって数をこなすといいです。

占いを仕事にしたい!と思っている人であれば、占い師になるために5年もかかるようではめげちゃうと思うので、「1年くらいで占い師になれる」というのを知っておいてもらえると、目指しやすいんじゃないかと思います。

占い1年目でやること

最初の1年目は、とにかく読み書きを覚えることが大切です。

四柱推命であれば、「甲乙丙丁戊己・・・」とか、その相関関係とか、十二支の相関関係とか、五行の相生相剋あたりです。

詰め込み式の学習は良くない!みたいなことも言われますが、占いに必要な初歩の知識というのは、算数で言うところの九九みたいなものなので、覚えた方が早いです。

覚えられなくとも、仕組みを理解できたら、自分なりの表や相関図を作っておくと命式を作りやすくなるので楽になります。

九九の部分を覚えたら、次は命式を作って解読していく作業があるわけですが、まず命式を作るまででつまずいてしまう人が多いので、いかにして命式をサクッと作るかが大事です。

とはいえ、要は慣れなので、とにかく回数をこなすことが必要になってくるわけですが、その「回数をこなす」という手続きが億劫になってしまっては元も子もないので、工夫が必要なところです。

回数をこなす上でも、芸能人の命式みたいな、確認のしようがないものや自己満足の命式作成をしていても、命式を作る作業には慣れますが、命式の読解力はつきません。

回数をこなす中で、まずは無料でいいので生年月日を教えてもらってあーでもないこーでもないと話せる人がいいです。

占い師になって強く思うのは、最終的には現場経験がモノを言うということです。

知識ももちろん必要ですが、同時に現場経験も積まないことには、イケてる占い師になれません。(イケてない占い師をたくさん見てきたので・・・)

まずは1年修行してみよう

今や占い師になるための情報はネット上にたくさん転がってます。

価値のある情報やそうでないもの、たくさんあります。

不安になるから調べたくなる気持ちもめちゃくちゃ分かりますが、占い師になろう、占えるようになりたい、そう思ったのなら、まずは1年間修行してみるといいと思います。

講座などで習ってもいいのですが、結局のところ自主練をしないと頭に入らないので、空いた時間や隙間時間にちょこちょこと進めて行けるといいですね。

僕も最初の頃は、休日は図書館で占いの勉強をしていました。

覚えないといけない単語を何度も書いて、何個も命式を作って、「もっとこうしたら早く作れるぞ・・・」とか、とにかく知識を詰め込みました。

あとは、占い師として活動している方の鑑定を受けてみたりもしました。

そんな生活をしていると、占いというものが生活の一部になっていって、占いの勉強も苦にならなくなっていって、気づいた時には人を占うことが当たり前になっていけると思います。

ABOUT ME
前田王子
四柱推命と易を使う占い師。 占い歴12年。 陰陽五行の知見と心理学・脳科学を使って、運が良くなる考え方を発信しています。 運が良くなると、人間関係や恋愛、お金や仕事など、人生の全ての歯車が噛み合います。 そんな前田王子ならではの目線でお送りするブログです。

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