どーも。
前田王子です。
四柱推命と言えば、「難しい!」と言われる代表みたいな占術です。
だからなのか、動物占いや六星占術や他の多くの占いみたいに、簡略化された四柱推命というものが非常に多いです。
難しいとされているから簡略化されちゃうし、四柱推命のいろんな本も読みましたが、基本的に難解です。
ただ、四柱推命を扱う者として思うのは、
ってこと。
簡略化された四柱推命じゃなくて、四柱推命そのものを楽しんでほしい!と切に思います。
切に思いすぎて、四柱推命を簡単にマスターできるテキストまで作ったくらいです。
めちゃくちゃ分かりやすい四柱推命のテキストを作りました!
四柱推命を「難しい!」と思ってる方はぜひ読んでみてください。
テキストの中でも触れていますが、四柱推命が難しく思えてしまうポイントがいくつかあって、みんなそこでつまずいてしまってるんじゃないかと思うんですよね。
全部理解しようとするから難しい
四柱推命の命式というのは、年月日時の4つの柱から成り立ちます。
それぞれの柱に意味があって、それぞれの柱が絡み合っているわけで、それぞれが全部漢字です。
難しい × 難しい = めっちゃ難しい
みたいな感じになってるのが四柱推命なんだと思います。
で、四柱推命を教える側に多いのは、命式を全部ひっくるめて解釈しないといけないという思い込み。
これはホント思い込み以外の何物でもありません。
部分的にピックアップしたり、目立つ箇所をピックアップすればいいんです。
どうやってピックアップすればいいのかについては、テキストに書いてあるので興味のある方はテキストの購入も検討してみてください。
漢字ばかりで難しい
これもよく言われることですが、東洋占術なんてのはそもそも漢字ばかりなのでしょうがないじゃん・・・って言いたいところですが、漢字が苦手な人もいるわけで、そんな方には自転車の補助輪みたいなのがあってもいいと思うんですよね。
僕の場合、「気付いたらそうなってた」って話ですが、命式にある文字に色がついて見えてます。
五行の色の強さ・弱さみたいな感じで、強弱がついて見えてます。
なので、命式の特徴って割とすぐ分かります。
たとえばこんな感じ。
時 日 月 年
壬 乙 壬 乙
午 酉 午 丑
テキストではもっときれいに分かりやすく書いてますが、大げさに言えばこんな感じで色で認識してるようなところがあります。
陰と陽の色の差もあれば、命式を読むのって漢字を解読するんじゃなくてパターン認識みたいになるので、めちゃくちゃ簡単になります。
四柱推命初心者で命式を読むのがまだ不慣れな人は、作った命式に色を塗ってみるのを推奨してます。
漢字ばかりで白黒だった命式に色がつくだけで、見え方が全然違います。
これと似たようなことを上手にやっているのが、動物占いですね。
あれは十二運勢を12種の動物に分けていて、さらに五行の5色で色分けして
12×5=60
のパターンを作っています。
漢字よりはキャッチーにすることに成功しているいい例ですね。(でもなんかあの幼稚っぽさがなぁ・・・と思うのは僕だけじゃないはず)
難しいものには工夫が大事
四柱推命を「難しい!」と思う背景には、四柱推命をそのまま皮も剥かずに丸かじりしてるようなところがあると思います。
大正時代や昭和初期ならそれでも良かったのかもしれませんが、今や色鉛筆もマーカーも安価で買えますし、パソコンがあるので図形を作るのだって難しくないです。
難しいモノを難しいまま取り入れると、体は拒否反応を示します。
それは三日坊主になるタイプの急なダイエットみたいなもので、「そりゃ難しいわな・・・」と思えるものです。
難しいものには、簡単にするための工夫が必要です。
四柱推命であれば、命式に色をつけるだけでもめちゃくちゃ分かりやすくなるし、空亡や蔵干、干合や方合、三合みたいないろんな干関係の表がたくさん出てきます。
そうした表を1枚のシートにするだけでも、命式の解読ってめちゃくちゃ楽になります。
自転車も、最初は補助輪をつけて練習するように、四柱推命も最初は補助輪をつけていいんです。難しいモノを難しいまま取り込まなくてもいいんです。
まずは命式がスッと理解できるようになってから、そこから難しい解読方法にチャレンジすればいいんです。
格とか神殺とかを重視するタイプの流派もありますが、正直それはオススメしません。
単純に覚えることが多いのと、応用が効きにくいです。
まずは基本の陰陽五行の相生相剋を理解して、十二運勢が読めるようになってから、そこから格とか神殺とかを勉強すると、より深く理解することができます。
格とか神殺とかって、例えるなら百人一首を覚えるようなアプローチなので、まずは簡単な部分から読めるようになっていきましょう。
命式を簡単に読むために
命式を簡単に解読するためには、次の3つが便利です。
- 干支や十二支に色をつけてみる
- 干関係の表を1枚の紙にまとめよう
- 干関係は図にしてみよう
これらをやるとめちゃくちゃ簡単になります。
しかも大事なのは、「自分でやってみる」ということ。
自分で表を作ったり図にしたりしてみると、非常に理解度が上がります。
ぜひチャレンジしてみてください。
それでも四柱推命が難しい・・・という方は、前田王子作のテキストがオススメです。