どーも。
前田王子です。
悩みというのはいつの時代も尽きないもの、と思っていたのですが、最近本当にそうなのか?と思うことがよくあります。
というのも多くの人を観察する中で、悩みが多い人や悩みが消えない人もいれば、悩みがない人、悩みに対してしっかりと答えを持っている人などなど、色んなパターンの人がいることが分かりました。
心についての本、心理カウンセラー、心療内科など、世の中には色んな切り口の対処法が転がっていますが、そのおかげで人口に対する悩みの数が減っていないのが現状で、人の悩みを解決するのが仕事の僕としては、これは看過できない問題です。
なぜ「悩み」が生まれるのか?
そもそもの話になりますが、なぜ「悩み」というものが生まれるのでしょうか?
なんか、悩むことが別に悪いことじゃないみたいに当たり前のように皆さん悩むわけで、かつては僕も悩み多き人でした。
でも、よくよく考えると悩んでいる時間というのは何も行動できない時間なわけです。
これを電車で例えてみると、停車している状態と言えます。
つまり、悩んでいるということはずっと停車していて、一向に目的地に着かないことになります。
そんな電車乗りたいですか?って話ですよね。
なので、悩んでいる時間というのは短いに越したことはありません。
では話を戻して、なぜ「悩み」が生まれてくるのか。
悩みはどこから来て、どこへ行くのか?
悩みというのは、問題の箇所が分かっていないことで発生します。
例えば、自転車のタイヤがパンクして悩む人がいないのは、これは問題の箇所が明確だからですよね。
では、なぜ自分はモテないのか?とかなぜ自分には嫌な仕事ばかりが回ってくるのか?というのは、問題の箇所が分かっていないから悩みになります。
イケメンでもモテない人はいるし、清潔感があってもモテない人はいるし、ガサツでイケメンでもない人でもモテる人はモテます。
なんかもう迷宮入りしちゃいますよね。
でも、実際はそんなに難しいことではないんです。
問題の箇所が明確になっていことを考えている、もしくは問題の箇所が明確になっていない状態のまま考えている。だから悩みが生まれてきます。
逆に言えば、問題の箇所が明確になっているということは、悩むことができない、とも言えますね。
その悩みは占いでは解決しません
僕はもともと占い師という立ち位置で活動していました。
占い師に何を相談するのかと言えば、悩み事ですよね。
それは何も間違っていない。それでいいんです。
だけど、肝心なのは占い師に、その占術に、悩み事を解決する機能が備わっているのかということ。
勘のいい占い師ならすでに気付いていると思うんですが、「占い」というものに悩み事を解決する機能は備わっていません。
では占いは何をするものなのかと言うと、現在地を明らかにするツールです。
今風に言えば、GPSみたいなもんですね。
都会の地下街に行くとGPSが狂って迷子になりますが、GPSが正しく機能することで現在地がわかるわけです。そして、現在地がわかるから、目的地との距離が測れることになります。
占いは、目的地への道のりを表してくれるのではなくて、現在地を教えてくれるものなんです。
占いで未来を当てる的なこともやりますが、それはつまりどういうことかと言うと、現在地に対する目的地は、遠いかどうか?という問いに対して答えているということになります。
目的地間での道のりが遠ければ「遠い」と出るし、「険しい」みたいな表現も出るでしょう。
仮に険しければ、その方法を模索するわけですが、そこからは戦略の話になるので、占いの範疇から外れます。
こういった細かい話を理解せずに、「占いが悩みを解決してくれる」と盲目的に信じてしまうから、運気が良いか悪いかで一喜一憂できてしまうわけです。
そんなことで心揺さぶられるくらいなら、悩んでる時間を消して楽しくTikTokでも見てた方がマシだと思うのは僕だけじゃないはず。
つまり何が言いたいのかというと、悩みを解決してくれるはずの占いが悩みを解決してくれないようでは、悩みは積もるばっかりじゃん。ってことですね。
まぁ、だから占い師の人口が増えるわけなんですが。
悩みの終わらせ方【令和版】
ではお待ちかねの悩みの終わらせ方【令和版】です 笑
おさらいすると、悩みというのは問題の箇所が分からない状態でした。
問題の箇所が分かれば、悩みは悩みでいられなくなります。
では、どうすればその状態になれるのでしょうか?
答えは、知識量です。
ライフハックという言葉があるように、知ってるか知らないかが、悩んでしまうかどうかを分けます。
靴紐がすぐほどけてしまい不便を感じている人もいれば、解けない結び方を知って快適に過ごしている人もいます。
これまでの時代は、靴紐がすぐほどけて不便を感じている人が
なんでこんなに靴運が悪いのかしら・・・
と思うことがなんの問題でもなかった時代でした。
でも、今の時代にそんなことをしていたら、どんどん取り残されてしまいます。
そして、取り残される人とそうでない人の間には、着々と知識格差が広がっていきます。
そして、ここが最大の問題点なんですが、悩んでいる状態が長い人というのは、そうでない人との知識格差が広がり続けるということなんです。
極端な話ではなく、知識格差というのは所得や健康に直結します。
今の時代は、知識が多ければ多いほど、調べるスピードが早ければ早いほど得をします。
逆に、知識が少ないほど、損をします。しかもその損に気付くことさえできません。
その状態を、運が悪いと思って済む時代ではなくなってしまいました。
今では、chatGPTみたいなAIが何でも答えてくれます。
昔のように検索力が高い必要もありません。
能動的に尋ねたかどうか、覚えようとしたかどうか、というところからの知識格差が、1年後2年後にとんでもない差になって襲ってきます。
もはや、ゆっくり悩んでいる時間も許されないほどに人間のテクノロジーが進んだということですが、唯一安心して良いのは、2025年の段階でこの話を知れたあなたはとても幸運だということです。
知識格差が本格的に人を襲い始めるのは、恐らく2030年前後です。
これからの5年をどう過ごすか。
まぁそんなことは5年前にも言われていましたが・・・笑
それはいいとして、これからの5年を悩んで過ごすか、知識を手に入れていくか。これによって未来が大きく変わるという話でした。