心の話

発達障害の特徴を見ると、遺伝ではなく後天的な性質にしか見えない話

どーも。
前田王子です。

最近は発達障害の児童が10万人近くいるそうで。

昭和生まれの僕からするとあまり聞き馴染みのない単語だったんだけど、ちょっと気になって調べてみたら、驚きの連続だった。

何が驚きかって、脳の障害なんて言われてる発達障害だけど、先天性や心の問題を扱う僕から見ると、脳の障害という言葉が全く的外れに見えるということ。

発達障害=先天的な脳の障害なんて言われてるけど、調べてびっくり、それって全くズレた解釈じゃん!!って思ったので、今回はそんなテーマでお届けします。

ちなみに、的外れでビックリしたサイトはこちら

発達障害とは

発達障害とは

まずは、発達障害というものはどういう障害なのでしょうか?という部分から。

発達障害は、幼少期から始まって、継続的に人の生活に影響を与える障害だそうで、脳の特定の部分が典型的な発達をしないことにより起こると考えられています。

その名の通り、発達上で何かしらのエラーが起きた、みたいに捉えられています。

色々な種類があるとのことで、次にその種類について紹介します。

発達障害の種類と特徴

発達障害の種類について、ざっくりと紹介するとともに、一般的に言われている内容のなかで、「ん?」って思う部分にマーカーを引きました。

  1. 自閉スペクトラム症(ASD):
    • 幅広い症状と程度を持つ障害です。社会的コミュニケーションの困難、反復的な行動、興味の限局などが特徴。
  2. 注意欠陥・多動性障害(ADHD):
    • 不注意、多動性、衝動性が特徴で、これらの症状は学業成績や職業上のパフォーマンス、人間関係に影響を与えることがある。
  3. 学習障害:
    • 特定の学習分野(読字障害、算数障害、書字障害など)における困難があり、知的な困難とは異なります。適切な教育的支援を受けることで改善が期待できます
  4. 知的障害:
    • 知的機能や適応行動における制約があり、医療や教育、社会的な支援が必要です。
  5. 発達性協調運動障害(DCD):
    • 動作を協調して行うことが難しい障害で、日常生活のさまざまな動作に影響を及ぼします。

パッと見るとまともそうに書いてあるんですが、僕から見るととても変な表現なんです。

どう変に見えているのか、次の章から説明していきます。

改運思考から見る発達障害

改運思考では、「運」について次のような考え方をしています。

さらに、全ての結果には、原因があり、結果として表に現れていることは過去からの集大成である。

なので、全てのものは改善することができるという立場を取ります。

 

発達障害というものを見ると、どうしても先天的な脳の障害には見えません。

魚のように、発声器官を持たないので音声でのコミュニケーションが取れない、不可能。ということには筋が通ります。

他にも、羽のない生き物は空を飛ぶことができない、というように物理的な無理があるので意味が通ります。

ですが、一般的に言われている発達障害のイメージというのは、「できるけど上手にできない」という世界観です。(マーカーで引いた部分)

これ、そんなことある?って話なんです。

例えば、ペンギンはジャンケンができません。それは、その姿から明らかです。

犬は包丁を握れませんし、チンパンジーも言葉を操ることはありません。

それは、機能として備わっていないからです。

しかも発達障害においては、今はできないけど、できるようになることもある。という世界観です。

それは、ペンギンはジャンケンができないというような機能的な不可能ではなく、やり方に問題があって起こるエラーなので、問題の箇所さえ特定できれば解決できる、という話になります。

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なぜ改善が困難なのか

発達障害に対するアプローチを見ていると、表に現れている結果や状態しか見ていないように見えます。

表に現れている結果のみを考えていては、原因が見えてきません。

結果には全て原因があるので、学習障害と判断された、という結果にも原因があるはずです。

例えば、ディスグラフィアという字を書くことに困難がある障害があるのですが、その子が字を書く時に、鉛筆を非常に強く握りしめて、手首もガチガチに力が入っている状態で書いているのを見たことがあります。

そんなに力が入っていたら、そりゃ黒板の字を書き写すのが困難になります。

字を書くときは、字を書くのに適した力加減でペンを持ちます。「ペンを握りしめる」とは言わないですよね。なんなら、軽くペンを持って字を書くんです。

ですが、ディスグラフィアの子は、ガッチリとペンを握り込んでいたんです。

なのに先生たちは、その子の書いた文字しか見ていません。

その子の書いた文字を見て、

 

3流先生
3流先生
この子の字はおかしい・・・発達障害かもしれない!

 

と判断します。

ですが、本質はそこなんでしょうか?

これって例えるなら、印刷物に色ムラがあった時に、プリンターではなく紙を調べてるようなものです。

あとは、肩が痛い時に病院に行ったらレントゲン撮られて、

 

4流先生
4流先生
骨には異常ないですね

 

って言われるような感じです。

知ってるわ!って言いたくなりますよね。

発達障害も、実はこんな扱いを受けているんです。だから改善が困難なんです。

だってそもそもの見立てが違うんだもん・・・。

開運思考的な改善策

字を書くことが困難な子の例でいくと、ペンの持ち方がおかしいから書くスピードが出せない、ということになります。

では、なんでそんなにペンをガッチリ握り込んでしまうのでしょうか?

もし、本人も無意識で力が入っているのだとしたら、そこに気付けば力を抜いて書くことができてくるのではないでしょうか?

ということは、「(脳の障害で)文字を書くことが困難だ」ではなくて、「(ペンの持ち方がおかしいから)文字を書くことが困難だ」ということになります。

見える世界が全く変わってきませんか?

このように、視点が変われば、原因に気づくことができれば、起こっている問題というものの形が違って見えます。

「脳の障害」と言われれば、脳を触ることができないのでどうしようもありませんが、「力みすぎ」ということであれば、「なんで力むんだろう?」という疑問にたどり着きます。

「脳の障害」であったなら、それは先天的と錯覚してしまうでしょう。

ですが、「文字を書くときに力みすぎる癖」と捉えると、それは明らかに後天的なものになります。

だって、全ての赤ちゃんは脱力できているので、体がくにゃくにゃしてます。めちゃくちゃ柔らかいです。

それは筋肉が発達していないのもありますが、力が入っていない(脱力している)からです。

大人になって、変なところに力が入りすぎるから肩こりになるんです。肩こりにならない人は、肩まわりに力が入っていないんです。

では、文字を書くことが困難なその子は、いつ、どのタイミングでペンを強く握り込むようになったのでしょうか?もしかしたら、お箸をうまくコントロールすることができないので、スプーンで食べてるかもしれません。

だとしたら、手指に力が入ってしまうという癖を持ってしまったということになります。

他にも、反対の手はどうでしょうか?同様に握り込むのでしょうか?

虫を掴むとき、マシュマロを食べるとき、卵を掴む時、粘土で遊ぶ時も、同様に強く握り込んで毎回潰してしまうのでしょうか?

そういうわけではないのであれば、力のコントロールはできているということになります。

では、文字を書くことと同じように力のコントロールが効かなくなる行為はあるのでしょうか?

もしあれば、それらの共通点はなんでしょうか?

こんな感じで、それらの点と点を線で結んでいくと、真相が見えてきます。

〇〇という理由で、文字を書く時と〇〇の時に手に力が入りすぎてしまう、という現象であったなら、それは脳の障害ではないです。トラウマや習慣の話になるので、心と記憶の問題になってきます。

ということは、文字を書くことが困難な障害というのは、心理的な何かを解決すれば改善可能な問題だということになります。

解決しない考え方

「文字を書く時に力が入りすぎる癖」というのが、文字を書くときは力みすぎるけど、お箸で豆をつかめる、卵を潰さずに持てる、といった状態だった場合、手の力加減はコントロールできるわけで、特定の条件の時に緊張してしまう、ということになります。

ではこれを、先天的な脳の障害という見立てて分析しようとしたら、改善に向けてどういうアプローチを取ればいいでしょうか?

 

・・・急にどうしようもなくなるというか、掴みどころがなくなりませんか?

 

これって、炊いたら酢飯の味がする米を探すようなアプローチになってしまいます。

つまり、絶対に見つからない旅が始まるわけです。

炊いたご飯に酢を混ぜるから酢飯になるのに、炊いたそばから酢飯になる米を探しているんです。

いやいや、無理があるでしょう!って思いませんか?

そして、発達障害に対するアプローチは、炊いたら酢飯になる米を探すタイプが主流です。

さらには、炊いた時にちょっとでも酢の味がするように・・・と、薬を処方してしまうところもあります。

米+酢=酢飯
酢飯=米+酢

という方程式であって、

米=酢飯

ではありません。

なぜ炊いたご飯に酢の味がするのかを考える必要があります。

表に現れている結果だけを見ていたら、その結果を作った原因を探すことができません。

それこそ、肩が痛くて病院に行ったらレントゲン撮られて

 

4流先生
4流先生
骨には異常ないですね

 

って言われるようなものです。(2回目)

適切な対応をするために

もし我が子が、「治療」と称して解決しないアプローチをされていたらどう思いますか?

人の背中に羽を生やすことは不可能ですが、上手にできないことを上手にすることは、思っているよりも簡単です。その原因を掴めばいいんですから。

僕が作った改運思考という考え方は、

という考え方です。

つまり、営む方法が分かっていなかったら、全部「運頼み」になります。

自分や自分の子供の苦しみを運に任せて、なんとかなるのを待ちたいと思いますか?

単純に、全ての事柄は知らないから対応できないだけです。

知っていれば、基本的に全てのことはできます。

例えば人の背中に羽を生やすことを不可能と分かっていれば、羽が生えないことを悔やんで苦しむこともありません。

上手くできないということは、上手くできない理由が必ずあります。

その理由を見抜く術を身につければ、全ての上手くいかないことに対応できるようになります。

そしてそれは、ただ知ってるか知らないかの違いなんです。

 

正直、何の気なしに発達障害の記事を見て、「へぇ〜〜」なんて思いながら調べてみたら、その世界観のいびつさにゾッとしました。

そりゃ発達障害の子供が増えるわけだ!

ちなみに、発達障害を起こす原因は、過度なストレス(恐怖・不安)を与える、与え続けることです。

それは大事な人との別れかもしれませんし(離婚・別居・死別)、大切なぬいぐるみを捨てられたことかもしれません。そこに対するケアがないことかもしれません。

他にも、共働きでお母さんが家にいなくて寂しいことかもしれませんし、そこに対してケアがないことかもしれません。(家にいてもスマホばっか触ってる、とか)

でもそれって、今の時代を考えたらそんな家庭の方が多いのではないのでしょうか?

となると発達障害というのは現代病で、現代の世界観がさらに発展すれば、その人口はもっと増えるということは容易に想像できます。

そして、増える発達障害児に対して、炊いたら酢飯の味がする米を探すアプローチの治療という名の蛮行が、良かれと思って普及していくことになります。

ワクチンもそうですけど、日本ってそういうのホント多いんですよね・・・。

僕自身、「常識」という言葉にさんざん苦しめられてきました。

なので、そういう誤情報に騙されて困っている人の力になりたいし、騙されているとも気付いていない人にも、もっと届いてほしいと思います。

ホント、これが脳の障害とかマジでイカれてるだろ!って思いますね。

 

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発達障害と診断されてしまうその特徴は、実は障害でも何でもない場合があります。もしかすると、意外な才能や個性が眠っていることがあります。
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ABOUT ME
前田王子
四柱推命と易を使う占い師。 占い歴12年、鑑定人数は2,000人以上。 陰陽五行の知見と心理学・脳科学を使って、運が良くなる考え方を発信しています。 占いにまつわる誤った情報と、運が良くなる話を書いています。

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