どーも。
“改”運トレーナーの前田王子です。
以前は、「お客様の声」として載せていましたが、どういう会話をして、その感想を頂いたのか、ということが分かりやすい方がいいな!ということで、前田解説付きでお送りしていきます。
※すべてブログでの掲載をご承諾いただいたものだけを載せています。四柱推命に対して、占いに対して、正しいご理解に繋がれば幸いです。
※プライバシー保護のため、住所・氏名等は控えさせていただきます。
先日は長い時間を割いていただき、ありがとうございました。 身も心も参っていたのですが、お陰様でかなり元気になりました。 占いは人生初経験だったので緊張しましたが、主人のこと、私のこと、やさしく丁寧に教えて下さり本当に助かりました。特に自分の思い癖を知ることができたのが大きい経験でした。 まだまだ遠い道のり(案外近かったり)かもしれませんが、乗り越える勇気が持てました。 へこんだ時、録画データを見直して元気を出しますね。 頑張らないために頑張ってみます。 本当にありがとうございました。
ご主人さんとの関わり方についてのご相談でした。
定年まであと数年というところで、だんだんとご主人さんの金遣いが荒くなっていき、このままだと貯金を食い潰す勢いだったそうです。
なぜそんなことになってしまったのか・・・これは非常に悩める案件です。
ご主人さんを注意して聞いてくれるもんなら楽な話ですが、そうはいかないわけです。
まず、ご主人さんの命式から
日月年
丁癸辛
巳巳丑 出生時不明
ご主人さんの命式を見ると、一見すると非常に真面目で熱心な方です。
ただ、真面目で熱心になることが好き、といったタイプの方で、兄貴肌を気取りたいものの、なかなか実力が伴いにくい方、という見立てになります。
単純に「いい人」の部類の方なんですが、なぜ金遣いが荒くなってしまったのでしょうか。
勤続年数も長く、真面目に仕事にも行くものの、仕事ではなかなか芽が出なかったそうで。
それでも、奥さんに対して「共働きさせるのは申し訳ない」ということを言っていたそうです。
ここの言葉がポイントで、ご主人さんとしては、ただカッコいいパパになりたかったわけです。
ですが、それが長年叶わなかったために、なんとかお金を工面しようと、宝くじを買ってみたり、資格試験の勉強をしたりと、良く言えば自己投資をしたいた、ということになります。
ただ、ここで問題になるのが、果たして結果はどうだったか?ということです。
確かに、ご主人さんは頑張りました。でも、奥さんからの評価は「金遣いが荒い」となっています。
つまり、家族を養おうと必死でもがいてはいるものの、結果に結びついていないわけです。真面目で熱心なので、真面目で熱心に取り組むものの、結果にコミットしてはいないんです。
そして、ご主人さんの行動は、100%善意なわけです。
なので、「金遣いが荒い」ことを注意するということは、ご主人さんの頑張りを否定するということになってしまい、それではご主人さんがいたたまれなくなってしまいます。
では、どうすればいいのか。
これが、すぐに解決できるものではないのですが、「ご主人さんを認める」ということになります。
結果はどうあれ(結果が出るタイプではないし)、頑張っていた経緯を見てあげること、そこを褒めてあげることが肝心です。
心理学的にも、幼少期に両親から褒められてこなかった場合、褒めてもらう宛を延々と探す傾向があります。ましてや、ご主人さんの命式は、息を吸うように頑張ることができるわけです。
ただ、「頑張ること」を頑張るタイプなので、そのままでは結果が出ません。
褒められて伸びるタイプ、というのも少し違いますが、少なくとも、本人の頑張りを認めていかないと、「これでもか!これでも褒めてくれないのか!」と、行動がエスカレートしていくわけです。
対して、奥さんの命式
時日月年
丙戊辛乙
辰子巳巳
対して、奥さんの命式はというと、非常におっとりしていて、多くを求めないタイプです。
説明すると長くなるので端的に表せば、動物のナマケモノみたいな方です。
つまり、省エネで事足りていて、特に不自由を感じてなくて、おっとりのんびり暮らせることを良しとするタイプです。
とはいえ、頼まれたら断れないという弱点を持ちます。
ごしゅじんさんは、「家族に楽をさせてやりたい」という思いであれこれ手を出すことに精を出していましたが、奥さんとしては、その行為が理解できない、という構図になります。(なぜなら、既に足りているのでそれ以上得る必要がない)
むしろ、あれこれ手を出して欲しくはないわけで、ご主人さんの思想から真っ向対立してしまいます。
お金の面で言えば奥さんが正論ですが、夢見るご主人さんの夢を否定するという側面も持ちます。
ここの折り合いをつける必要があるわけです。
依頼したのは奥さんなので、こちらがご主人さんを変えてあげることはできません。
つまり、奥さんの行動の何かをいじる必要があるわけですが、ここで思い出すべきは、ご主人さんは「家族のために」という思い出行動していたということです。
褒めて欲しい、認められたいという思いがありますが、大切だし、大好きな人たちだから、そう思うわけです。
要するに、ご主人さんとしては、家族のことが大好きだけど、それがうまく伝えられないだけなんですね。
まずは、その思いを汲む必要があります。
家族ほど、本心が伝えにくい
特に、長年連れ添った夫婦であれば、今更どの面下げて愛を語ればいいのやら・・・ということになりますが、一番大事なのは、いつもそこなんですよね。
今まで、そうとは知らずに否定してきた部分を認めていかないといけないわけで、感想にも、「まだまだ遠い道のり」「乗り越える勇気」という言葉がありましたが、本当にそこを頑張らないといけないわけです。
でも、本当に頑張るべきポイントが見つかれば、見える世界も、行動も、自ずと変わっていきます。
そうやって変化するから、周りもそれに合わせて変化していくんです。
人間関係で何か不具合が起こった時は、誰が悪い、誰のせい、と責任を追及したくなるところですが、原因となる箇所を見つけることで、自然治癒できるものなんです。
確かに、完治するまでには多くの時間を要するかもしれません。
でも、今までとは違って、これからの毎日は、完治に向かっている日々を送れるわけです。
また困ることも悩むこともあると思いますが、そんな時は、また遠慮なく頼っていただければと思います。
僕はいつでも、腕を磨いてお待ちしてますので!
というわけで、日々、一歩一歩、頑張っていきましょう!
おまけ:他に聞いてみたいこと
■今回の鑑定とは別で、他に聞いてみたいこと 息子のお嫁さんと仲良くなるにはどうすれば良いでしょう(半分冗談です)。
息子さんのお嫁さん、ということで、なかなか接点がない人です。お嫁さんのように、距離が遠いけど必ず接点がある人には、気の利いたプレゼント作戦が有効です。
例えば、お嫁さんが料理好きなら、誕生日にちょっと高級なオリーブオイルを送るなど、いわゆる「消えもの」をプレゼントしていくといいです。
なぜ「消えもの」がいいか、ということですが、そもそも姑さんからの貰い物は、関係性にもよりますが、素直に喜べるものではありません。むしろ、貰うにもちょっと気を遣います。
そして、息子さんとの関係も、必ずしもいつまでも良好とも限りません。
そんな時に、プレゼントした夫婦茶碗などが視界に入ると、メシもマズくなってしまいかねません。
なので「消えもの」がいい、というのと、プレゼントを渡す理由としても、誕生日以外に、何かをしてあげる理由のあるイベントはそうそうないです。
また、年1回というのも、ちょうどいいくらいの距離感です。
例えるなら、年1回の株主優待でハム(とは限りませんが 笑)をもらったときくらいの嬉しさを、継続的に与えていくことがポイントです。
コミュニケーションでいい人になろうとするのは、技術も必要ですし、相手の時間を奪う必要があるので難しいです。
なので、いかに相手の時間を奪わず、こちらをいい人と勘違いしてくれるか、ということが大事になります。(勘違いでもないんですけどね!^^;)
また、郵送で物が届くというのも、プレミアム感というか、特別な気がしますし、オリーブオイルやワインなどのボトル物であれば、荷物を見たの恐怖感がないのでオススメです。(3本セットじゃなくて、1本で送る方が受取側も気楽です)
誕生日プレゼントが定着していったら、手を替え品を替え、気の利いた消えものを送るといいです。(子供がいれば、みんなで食べれるちょっと高級ミカンなどもオススメ。ただ、箱が大きいので怖い)
NGとして、料理しないのに料理関係や、お酒を飲まないのにお酒を送るのは、「何の当て付け??」と思われます。
お正月に会った時のトークで、何となくお嫁さんの好みをリサーチしておきましょう。