どーも。
“改”運トレーナーの前田王子です。
令和2年になりまして、もうかなりの方がスマホを持つようになりまして。
なんなら、今売ってるガラケーも中身はAndroidで動いているので、実質スマホみたいなもんです。(ガラケーでもLINE使えるし)
というわけで、スマホユーザーであれば馴染み深い(けどよく分かってない)、アップデートという概念の話です。
アップデートという価値観が一般化してきたので、カウンセリングを行う立場としても、非常に言葉が通りやすくなりました。
アップデートと言えば、それはもうアップデートなわけで、抜本的な改革でもなければ、我慢して変わることでもなければ、あなた自信が悪いから直しなさい、ということでもないです。
ただ、時代や使い勝手に合わせて調整をする、バグを直す、と言った意味で使える言葉です。
そして、アップデートというのは、スマホで言えば、大体夜にやっといてくれるもので、一生懸命に必死な顔してやるものではありません。
自分の考え方を変えるとか、直すといった価値観だと非常にカロリーの高そうな話だった自己変革が、アップデートという言葉を用いることで、非常にマイルドになり、しかも分かりやすいです。
さらに、大きな苦労を伴わないイメージもあるので、受け入れやすいというメリットもあります。
アップデートが必要なのは、何のせい?
アップデートとは、先にも書きましたが、時代や使い勝手、つまり利便性に応じて、自身を対応させることです。
つまり、アップデートが必要な理由は、アナタに問題があるのではなく、アナタの個性や利便性が、時代や環境にマッチしていないので、そこをちょっと調整するという感覚です。
つまり、アナタには価値があるよ!という大前提に立って話をしています。
自己はそのままで、ちょっとした調整をする、ということですね。
自分が現状にハマっていないんじゃないか・・・と思えてしまうことは、アップデートという価値観で見てみるといいです。
お客さんと話していてよく思うのは、環境が悪かったり、その人を上手に取り扱える人がいなかったり、その人の能力が過小評価されていたりすることが多いです。
せっかく頑張れる人で、人のためになりたいと思っている人なのに、その気持ちが一方通行になってしまっては意味がないので、もうちょっとヤル気の蛇口を絞ってみるというか、そんな感じの調整で解決することも多いです。
頑張ってないから、実力が足りないから評価されないのではなくて、評価されないから評価されないわけで、その環境で評価を求めてしまっていることに問題がある場合は、頑張っても頑張ってもやっぱり評価されないです。
その辺りの温度差の調整で、人間関係とか自己評価って結構変わるもんです。
あなた自信のせいじゃなくて、実は周りのせい。
これ意外と盲点なんですけど、あるあるな話です。
言葉とイメージが一致していることが大事
占い師として、特に大事にしていることは、言葉を重んじるということ。
占い師が「今年は良くない」といってしまうと、相手はさぞ悲惨な年になると勘違いします。
カウンセリングの現場で一番ダメなのは、こちらと受けてとの言葉のズレだったりします。
「自分を変える」という言葉も、イメージとしてはサナギから蝶になるような、そんな大変さがあります。
だけど、自分を変えるということは、実はそんな体それたことではなくて、一日一歩、三日で三歩なイメージです。
日々のちょっとしたところの調整、つまりアップデートの繰り返しのイメージなんです。
当たり前に使っている地図アプリやLINEも、気がつけば知らない間に随分とアップデートが進んでいます。
LINEなんて、昔はスタンプ全然少なかったですし。
でも今は、審査が通れば素人でもスタンプが作れるし、スタンプが動くし、既読にしないでメッセージを読むこともできます。
だけど、使ってるコチラとしては、いつもと何ら変わらないLINEなんですよね。
大事なことは、大きな変化ではなくて、ちょっとしたことで直せるバグを見つけることです。
その繰り返しが、結果として数年後に大きな変化となるだけであって、日常としては、ホント地味なもんです。
アップデートという言葉は、自己変革において、緩やかに、肩肘張らない感じで行える改善という、非常にいい言葉です。
しかも毎日するものでもないですし。
ホント、こうやって日々言葉についてあれこれ思うわけですが、日々使っている性に合わない言葉があったら、そこもアップデートしていくと、日常が楽になりますよ^^