「運を味方につける」とは人生を運任せにしないということ

どーも。

占い師の前田王子です。

 

巷の占いの本って、やたら運を味方につけたがるじゃないですか。

僕も占い師ではあるんですけど、正直それってどーなの??って思うんですよ。

 

拙書の「開運体質のつくりかた(笑)でも書いてますが、僕は「運」というのは、ただの概念だと捉えています。

なぜって、「運も実力のうち」という言葉はありますが、「実力も運のうち」とはならないからです。

 

大幅に実力差があれば、そこに運がしゃしゃり出て来れる余地は無いわけで、まずは実力ありきなんですよね。世の中って。

ただ、こういう言い方は、個人的には好きですが、なんかトゲがあるというか、一般受けは悪いとは思います。

 

僕も、スピリチュアルや引き寄せの法則や、その辺のキラキラっとしたフワフワっとした話をガッツリ通ってきたわけで、「強く願えば叶う!」と信じて何も行動してこなかった人でもあります。

つまり、実力もないのに努力もせずに、いつか夢は叶うとか思ってた人なわけで、当時を思い出すと恥ずかしくなるし、できれば思い出したくない過去だったりしますが、そこを通ったからこそ今があるわけで、決して無駄ではなかったと思います。

でも、ずっと当時のままだったら・・・。

もしかしたら、力もなく知識もないくせに、一丁前に何かを否定するような界隈のアンチにでもなっていたかもしれません。

 

今は、占い師兼カウンセラーとして仕事がありますが、それは運を味方につけたからではなく、単純にたくさん失敗して、たくさん騙されて、それを悔しいと思えて、それに腹を立てれて、そんな自分が嫌で、変えたいと思って、ガチャガチャと色々やった結果なんですよね。

決して、運が良かったなんて言えない人生なんですよ。

もうホント、しくじりだらけ。

 

数あるしくじりを、視点を変えて自分の力に変えていったから、今があると思うんですよね。

だから、もし今、絶賛しくじり中の人がこれを読んでいるとしたら、是非そのしくじりを、自分の力に変えて欲しいと思います。

今は向き合いたくない「しくじり」だったとしても、いつか必ず、その経験は生きます。

でも、その経験を活かすかどうかは、最終的にはあなた次第なんです。

 

運は誰の味方?

日本語ってホント面白いというか、難しいというか、不思議な言葉です。(とかいって他言語を話せはしないんですが)

 

「運を味方につける」

 

という言葉があるんですが、そもそも「運」って誰の味方なんでしょう?

もし、運があなたの味方じゃないんだとしたら、あなたの嫌いな人に味方してるんでしょうか?あなたと敵対している人に味方しているんでしょうか?

 

「運を味方につける」という言葉は、単純に、「流れを引き寄せる」という意味では使われないです。

神様の意思というか、何か得体の知れない、大きな力をバックにつけるような、そんな感じの「期待」のようなものも含むと思います。

ただ、それくらいの気構えで臨むなら素敵な言葉になりますが、どうにも、「神頼み」のような期待の方にウェイトがかかっている印象があります。

 

「験担ぎ」というのは、現代語で言うなら「アファメーション」と言い換えることができます。

※アファメーション・・・なりたい自分にふさわしい文言を何度も言ったり、見たり、聞いたりすることで、自分自身に健全な「思い込み」をつくること。

なぜ験を担ぐかといえば、物事をいい方向に持っていきたいからで、一種のイメージトレーニングな部分を持ちます。故に、アファメーションと近いです。

験担ぎという言葉の方が、やや宗教的というか、スピリチュアル的な側面を持つのに対して、アファメーションというのは、心理学やコーチングで使われる言葉で、現実的な側面に位置する言葉です。

 

「運を味方につける」という言葉は、「験担ぎ」のように、代替となる現代語が無く、大昔の概念のまま、さらにスピリチュアルな影響を受け、都合のいい解釈の上に立っている言葉に見えます。

 

あたかも、何かの儀式をすることで、運があなたに味方をするような印象を持ちますが、「運」というエネルギーがもし存在するとしても、それは、まずは誰の味方でもないはずです。

「運」の話をする時は、筋肉で考えると分かりやすいのですが、大胸筋の神様が、今日のベンチプレス10回を、20回分の効果におまけしてくれることはありません。

もしそんなことをされても、オーバーワークになってしまってハタ迷惑です。

 

運が味方について、筋トレの効果を底上げしてくれたとしても、筋肉が悲鳴を上げるだけで、嬉しいことではありません。

この世界は、どこかの錬金術師の漫画のように、等価交換で成り立ちます。

1のものは1であり、無から有を生み出すことはありません。

 

もし、無から何かが生み出されたとしたら、そこには確実に何か仕掛けがあるわけです。

 

その昔、サイババという人が壺から粉を無限に出したり、手から蜜を出したりしていました。

イエスキリストも、奇跡の御技をやってのけましたが、それは人間の目には無に見えるところから有を生み出した、ということで、見えないけどある、という状態なわけですが、そこを期待することは非常にナンセンスなわけです。

 

だって、できないことはできないわけで、もし運良く手から蜜が出たってビックリするだけですし、それが体にいい物なのか、出しても平気な物なのか、それすら分からないのに何か出てきたら・・・ただただ怖いです。

それがいいモノで、出しても大丈夫だから出すわけで、即ちそれは、自分の実力内で起こる現象だから許容できるということです。

 

つまり、そこには運ではなく、「大丈夫」だという「理解」があるわけです。

 

運は、例えば楽天ポイントみたいなモノ

僕は占い師を名乗ってはいますが・・・僕の本心としては、「運」という言葉は使いたくはないです 笑

「運」という概念があるから見えなくなってしまう現実があって、「運」という期待によって、研鑽を軽んじてしまうところもあって、「運」という言葉は、意外と弊害の多い言葉だったりします。

 

「運」という概念・価値観は、非常に分かりにくく、特にスピリチュアルに毒された経験のある人は、「運」という未知のステータスを上げたがります。

 

ここで、「運」を味方につけるためにも「運」という概念に説明を加えるとすると、見出しにもある通り、楽天ポイントみたいなモノ、と定義するといいです。

買った値段(実力)の5%ついてくるなら、買った値段が高ければ高いほど、運(ポイント)も増えます。

そして、たまったポイントは、ポイント内で買える商品と交換できます。

 

僕らが「運」だと思っているものの性質って、それに似たようなところがあるように思いませんか?

 

プロボクサーの井上尚弥選手がジェイソン・マロニーをKOした左フックは、決してラッキーパンチではないです。

とはいえポイントで買えるようなパンチでもないワケですが・・・(笑)

「運」の概念の説明として、あえて説明をつけるとしたら、あの素晴らしい左フックが打てる状況が、運(ポイント)で手に入ったもの、と考えることもできるかと思います。(ちょっと無理矢理かしら 笑 まぁ、あくまで例えばの話です^^;)

その状況に立ち会えるためには、相当の支払い(努力・研鑽)が必要なワケです。

 

そう考えるなら、こちらの持ち出しを無しにしてもらえる楽天ポイントなんてほぼ無いわけで、「運(ポイント)も実力(支払い)のうち」となるわけです。支払いあってのポイントなわけです。

 

ずっと使うのを忘れていて、ふと気づいた時に、

 

ダイヤ会員のAちゃん
めっちゃポイント貯まってる!!

 

って時ありますよね 笑

でもそれって、長い間貯め込んだからであって、貯めようとして貯まったものでもなくて、なんなら期間限定ポイントとかで消滅したものもあったりして、計画的にコントロールしたわけではないです。

そして、めっちゃ貯まってる!と思うものの、かといって、今一番欲しい車が買えるほど溜まってるわけでもないし、いざ使おうと思ったら勿体なくてなかなか使えなかったり、別に生活に支障をきたすような状況でもないから、とんでもなく重要なものでもないんです。

 

逆に、運(楽天ポイント)を求めてしまうと、お買い物マラソン達成のために、いらない美容用品を買ったり、贅沢なレトルトカレーを買ったり、リボ払いに変えたりと、楽天ルールに振り回されることになります。(人によるけど)

なんか、運が良くなると言われる縁起物を買ったものの、結局ゴミになるパターンに似てますね 笑

 

そして・・・気付いた方は非常に鋭いと言わざるを得ませんが、なぜ僕が楽天ポイントに詳しいかと言うと、その昔僕も、ポイント稼ぎに奔走して無駄遣いに精を出していた時があったのです・・・( ノД`)

 

物事には理(ことわり)があって、それを見誤ると、本末転倒になってしまうというわけです。

 

あ、とはいえ、楽天ポイントも上手に使えばいいモノなので、ポイント批判ではないので悪しからず。

何事も、用法・用量を正しく守っていきましょう^^

 

\前田王子の本!Amazonにて好評発売中!/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

愛知県在住の占い師です。 占い歴9年、鑑定数1000人以上。四柱推命と易の使い手。 ・巷の浅い占いにモヤッとしてる ・占いに書いてあったことを信じてしまい困ってる ・てか占いってアテになるの? ・占い師ってなんなん? そんな巷の洗脳じみた占い感を払拭して、占いに頼らなくてもいい思考回路を作るための記事を書いてます。