どーも。
“改”運トレーナーの前田王子です。
いきなり質問なんだけど・・・
アナタは運がいいですか?
それとも運が悪いでしょうか?
占い師なんて仕事してますと、運についてあれこれ考えることってやっぱり多いんです。
お客さんからも、運についての相談とかって多いんですよ。
でもね、最近、「運」ってのはフィクションなんじゃねーのかな?っていう考え方になってきまして。
今回はちょっとそんな感じのハナシでございやす。(゚Д゚)ノベンベン
運がいい人、前田王子
さて、最初にも聞きましたが、アナタは運がいいでしょうか?悪いでしょうか?
王子は、自分は絶対的に運がいいと思います。
なぜなら、
- 少4の時に矯正してイケメンになった
- 独立して自由になった
- 毎月収入が増えてる
- 人脈が広い
- 素晴らしい人との出会いが多い
- ブログで食べていけてる
- お客さんがいい人ばっか
- 占い師だからコンパでモテる
- サバイバル能力が高いのでお金がなくても生きられる
- 料理スキルがそこそこ高い
他にも130個くらい運がいいところはあるけど、とりあえずこんなところにしときましょうか。



とまぁこんな感じで、王子って運がいいんですよ。
ほら、人脈とかなんて、完全に運じゃないですか。
お客さんも、なぜかいい人ばっかで、めっちゃ仕事しやすいです。
と、
こんな感じに自慢っぽい茶番を演じてみたわけですが、先ほど挙げた王子の運がいい部分。
あーやって書けば運が良さそうに見えるかもしれんけど、人脈が広いって言ったって、普段から会う人の数が多いわけだし、お客さんがいい人ばっかってのも、ブログがそうデザインされてるわけで、王子が困るお客さんが来ない仕組みになってるんですよ。
歯の矯正にしたって、当時はウチのお兄ちゃんが王子のことを「マジ顔気持ち悪いから、オカンなんとかしてよ!」ってずっと言ってたらしいんだよね。
王子はもともとすげー出っ歯君で、しかも太ってたから正面から見たオオサンショウウオみたいな顔してたんですよ。
で、親父がバリカンで髪切ってたからイガグリ坊主でさ。
お兄ちゃんにブーブー言われるから、そいつは困ったと思ったオカンが行きつけの歯医者に相談したんだっけ?歯医者さんがそもそも提案してきたんだっけ?
そんなこんなで矯正が始まったんだけど、あの歯の器具つけたり色々やる日々で、そりゃもう歯は痛いわ唇の内側傷だらけでずっと痛いわで、まー地獄だったわけです。
で、王子としては「もうこんな辛い思い嫌だ!」ってなって辞めることもできたけど、歯医者とオカンのパワハラによって矯正が強制終了されることもなく、なんだかんだ時間が流れて、サッカーも初めてた頃だから、なんだかんだで痩せて出っ歯も引っ込んで、いつの間にかそこそこボーイになってたってわけです。あの時はホント辛かった。
それに独立して自由になったって言ってもですよ。
王子は会社辞めて自分で何かやろう!って思い立ったのは、実は4回目だからね。
ってことは、とりあえず今回は上手く行ったテイにしておいたとしても、3回失敗してるからね。
言いたかないけどFXに手出してスッカラカンになったり、なんとなく会社辞めてみたけどどーにもならなくて、半年でお金無くなって親に迷惑かけたり。
占い師としても、実は2回目の挑戦で、全然まだお客さんも付いてない時に、とりあえず先に会社辞めてみたけど全っ然ダメだったりしてるからね!

ホント、なんだかんだでよく生きてるな〜って思いますw
・・・で、なんの話だったかって、それでも王子は自分のこと「超運がいい」って思ってるって話ですよ。
散々散財して、裏切られて裏切って、不義理も働いてしまったこともあるし、迷惑かけ倒してきた人生です。
それでも、今こうして占い師として独立できていて、運がいいわけです。
そりゃ当時は散々人生を呪ったし人を恨んだし、妬みニスタ日本代表に選ばれたこともあったけど、それでも今思い返せば、「運がいいよな〜」って思うんです。
もしかしてアホなんかな?w
運がいい人、運が悪い人
さて、先ほどの王子の半生を見てみて、どう思ったでしょうか?
運がいい?悪い?
これ思うに、「悪くもあり良くもある」が正解なんじゃないかと思います。
運が悪いばっかりじゃないし、良い時が続くわけでもないんですよね。
で、
王子はホント色んな人に会ってきたと思うんだけど、素敵な人ほど、自分のことを運がいいって思ってます。
運がいいって思ってるっていうか、運が良くて当然と思ってるというか、悪くても良くなるに決まってんじゃんw
くらいに思ってます。
逆に、「運が悪い」って思ってる人、「運を良くしたい!どーしたらいいんだ!?」って状態の人は、何かにつけて他人のせい、環境のせい、運命のせいにしてます。
そーゆーところだぞ!そう思う気持ちも分からんではないけどさ、やっぱりここには格差があるんですよねー。
運がいいか悪いかって、グラデーションにはなってなくて、いい人と、そうでない人にキッパリ別れてます。
特に、ちょっとかじって知った占い用語使って、「〇〇界だからダメなんでしょうか?」「〇〇殺だからダメなんでしょうか?」って言ってる人は、せっかくいい命式持ってても宝の持ち腐れになってること多いです。非常に勿体無い。
これは最近王子がたどり着いた結論なんだけど、運が悪いのはさ、運のせいじゃないんですよ。
そもそも、運とういう字の成り立ち
運っていう字は、道を表す「しんにょう」と、車(大名とかが乗って前後を人が担ぐカゴのこと)が合わさって、「運」という字になります。(本当の成り立ちはもうちょっと色々あるけど、大体こんな感じ)
つまり、走っている様、動いている様を描写した図から来ているんです。
だから、「運」なんです。
迷いなく進んでいる状態なんですよね。
対して、運の対になる言葉があるとすると、「迷」だと思うんです。
これも同じく、成り立ちは、道を表す「しんにょう」に、「米」。
米!?
ってなると思うけど、ちょっと本来の成り立ちとは違うけど、王子的解釈をすると、米っていう字は、8方位の図に似てますよね。
つまり、道の上に八方向の選択肢が乗っかっている状態なんです。
易の八卦(はっけ)っていうのも八方位を表していて、相撲の「はっけよ〜い」って、「八卦良い(八方向良い→万事OK→準備万端の意)」なんですよ。
なので、八方向が道の上にあったら、進もうとしてもどこに進んでいいか分からん!ってなるわけで、だから迷ってしまう、ということなんですね。
何が言いたいかって、迷っている状態っていうのは、「運」になっていないという状態を指します。
ということは、迷っている段階、迷って止まってしまっている状態においては、「運を語る資格なし」だと思うんですよね。
だって迷ってんだもん。
そう考えると、運がいいとか悪いとかじゃなくて、そもそもまだ運を語る段階にすら立っていない状態の人って、結構いるんじゃないかと思うんですよ。
もちろん、王子もそんな状態をいくつも経験してきました。
経験して、乗り越えてきたから見えてくる「運」でもあるわけです。
だから、「運」ってのは、迷ってる状態・迷い続けてる人は絶対に良くならないものなんですよ。
一歩踏み出してやってみて、道を間違えてみて、やっと正しい方向が見えてきたりもするわけで。
そこでやっと、「運が開けた」とか「(進み出すことができて)運が良かった」という表現が出てくるんです。
だから「運が悪い・・・」と思っている人は、恐らく、いや、ほぼ確実に何かしら迷いまくってるはずなんです。
だから「運が悪い」という表現が出てくるんです。道が定まってなくて、動いてないからね。
ということは、「運が悪い」なんて思ってる人は、やりようによってはいくらでも運が良くなれるんですよ。

そうなんです。
それで、もしダメだったとしても、次の対策が練れるだけなんですよ。
結局、諦めたらそこで試合終了なわけで、諦めなかったら道は続いてるんだよねー。
「運が悪い」なんて言葉で人生諦めてたら、めちゃくちゃ勿体無いよ!