自分について

占い師が考える、生まれ持った性格との付き合い方

どーも。

“改”運トレーナーの前田王子です。

 

皆さんは自分の性格についてどんな風に思っているでしょうか?

自分の性格って、ネガティブサイドを否定するような言い方をしがちです。

例えば、

 

  • 短気だから
  • せっかちだから
  • 騙されやすいから

 

などなど。

「○○だから」直したい、みたいな言い方ってよくすると思います。

王子も割と凡ミスが多いタイプで、細かいミスで仕事が長引いたりすることがよくありました。

当時はそんな自分の性格を、「直ったらな~」なんて思ったりもしてたんですが、占い師になってから思うことがあります。

それは、

 

 

 

 

生年月日で定められた性格・性質は治らないよ!

ということです。

 

いやいや、治らないんだったらどーすればいいのさ!

って話なんですが、今回はそんな自分が持って生まれてきちゃった性格との付き合い方の話です。

まず、「直す」という発想ではないと知る

「性格を直す」というフレーズ、生きてたら何回か耳にしたことはあると思います。

「そーゆー性格直した方がいいよ」

みたいな。

 

「直す」以外の言葉が見当たらないので、「直す」という言葉になっているわけです。

だけど、厳密には直せないので、このフレーズは実は間違ってます。

結果として直ったような状態になるってだけです。

 

四柱推命で見る性格・性質というのは、生年月日というルーレットで定められた、先天的なものです。

それを変えるためには生年月日を変える以外にありません。

 

変えられないものはしょうがないので、変えずにどうするか、ということを考える方がベターだと思うんです。

 

よくいますよね。

変えたい変えたい言いながら、お前それ何年言ってんだ!って人。

変わらないものを変えようとしても、結局そうなってしまうんです。

 

 

変えたい対象を認めると、見えるものが変わる

自分のこんなところを直したい、変えたい。

そう思う対象はそのままに(直らないし変わらないので)、起こる結果が変わるように仕向けていきます。

 

例えば王子であれば、早とちりによる凡ミスが多いです。

いつもの通りに行動していては、いつもの通り早とちりして凡ミスをします。

ここで、凡ミスをなくそうとして「二重チェックだ!」とやってもあまり効果はありません。

そもそも早とちりして凡ミスするコースの上に乗ってるんです。

 

まずそこを理解しようとします。

自分は早とちりして凡ミスをする人だ、と。

理解できてくると、凡ミスをする自分が見えてきます。

そこで、どういった具合に早とちりして、どうやって凡ミスに至るのか、のルートを見つけようとします。

 

自分の場合は、まず思い込みによる早とちりをして、凡ミスに繋がる、というタイプでした。

では、なぜ思い込みをしてしまうのか。

それは、「早くしないと!」と焦る気持ちがそうさせていました。

 

そうなんです。

ややこしい話になってしまいますが、「思い込みによる早とちり」というのは結果で、持って生まれた性質・性格というのは、「早くしないと!」と自分をよく見せようとする姿勢だったのです。

 

そうなれば、良く見せようとしてしまう原因を探っていく作業になります。

その原因は、周りに比べて仕事が遅かったり、何か言われるんじゃないかっていうビビりだったり、そういったプレッシャーです。

人から注意されたり、指摘されるのがホント嫌なので、言われないように取り繕っていたんですね。

「やってますよ~!頑張ってますよ~!」って具合に。

 

そんなパフォーマンスを取ることに頭を使い、要領良くしたり素早くこなすために頭を使うことはしていなかったのです。

雰囲気だけ早くやっている風で、そっちに気を取られて早とちりによる凡ミスを引き起こしていたのです。

 

そして実際に起きていた現実は、ただ仕事の遅い前田君だったのです。

 

直そうと思う気持ちは、実は直す気がない証拠

早くしないと!と思って頑張っても、早とちりをして凡ミスをする仕事の遅い前田君は何も変わりませんでした。

「早くしないと!」

と思っていたからです。

そして、その裏には「頑張ってますよ~!」と、自分をよく見せようという思いがありました。

 

向き合うべきは、そこだったんです。

良く見られたいと思う裏には、

  • 遅いのはみっともない
  • 怒られるのは嫌だ

といった、みみっちいプライドや自分の都合がありました。

なのでやっていたのは、「早くやろうとしてますよー!」っていう取り繕いでしかなく、「早くするためにはどうしたらいいんだろう?」という正しい思考がなされていなかったのです。

だから遅いままだったんです。

というか、速くなりようがなかったんです。

 

ヒドイ話ですよね。

本人としては、結構頑張ってるつもりなのに、頑張っても頑張っても報われない。

 

けど、こんな話ってあるあるなんですよ。

 

 

生まれ持った性格との付き合い方

生まれ持った性格って、往々にして好きになれません。

だから直そうとして、ドツボにハマる。

厄介ヤツなんです。

 

「好きになれないから直したい」という考え方は、臭いものに蓋をする行為でしかないんです。

それに、その好きになれないあなたの性格は、そもそも直らないんですよ。残念ながら 笑

なので、そもそも自分はそんな性格を持っている。というのをまず認めることなんです。

 

王子の場合は、「人に良く思われたい・威張ってたい」という部分です。

命式的には、だいぶお山の大将気質なんですよね。

かといって、そうなれない時って多いじゃないですか。

そんな時に、直そうと思って頑張る姿って・・・ちょっと痛々しいですよね。。

 

認めるから、上手に付き合うことができるんです。

例えば、彼氏とか彼女に対してもそうですよね。

「アイツのこんなとこムカつくわ~」

って最初は思ってても、だんだんそんなとこありきの人って思えてきたら、自分が折れて先回りしたり、そこがきっかけでケンカになる、みたいなのがなくなってきたり。

それと一緒です。

 

直らないモノ(先天的な性格)を直そうとせずに、そいつの存在を認めた上で自分が変わる。

そうしたら、楽になれることっていっぱいありますよ。

ABOUT ME
前田王子
四柱推命と易を使う占い師。 占い歴12年。 陰陽五行の知見と心理学・脳科学を使って、運が良くなる考え方を発信しています。 運が良くなると、人間関係や恋愛、お金や仕事など、人生の全ての歯車が噛み合います。 そんな前田王子ならではの目線でお送りするブログです。

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POSTED COMMENT

  1. はじめまして☆

    私も占いを研究してきました。暦学(周期)としての側面から 金融危機や自然災害の備えや防衛に役立てられればいいな、と考えております(壮大ですね)

    現在、夢を叶えるために少しずつ歩みを進めておりますが、そろそろかなーと思っても なかなかで、まだまだなのかなと思いながら これ以上どこに手をつけて何をしていったらよいだろうと考えつつ、目の前のやることをやるだけの毎日を過ごしております。

    夢を叶えられる日も前田さんによる占いでわかるものでしょうか? 夢の叶う状況や日時や自分のイメージと実現された現実が どのくらい差があるものとして実現されるかまで わかるものでしょうか?

    また、前田さんは ご自身の叶う瞬間(小さなことから大きなことまで)も占いを利用し逆算等してみたりしますか?

    • maedaouji より:

      はじめまして!
      コメントありがとうございます^^

      いつ叶いますか、ということも占うことはできますよ!
      ただ、依頼者がそのイメージ(叶っている状態)をちゃんと認識できている必要があります。
      「○○がいつ叶うか」と聞いて占う場合、占い師側としては、言葉通りのことを占うことになります。
      なので、言葉とイメージとのギャップがあれば、それは微妙な回答になってしまいます。

      叶えるために足りないものなんかも出てくる時もあります。

      個人的には、自分のことはいいように捉えてしまって、フラットな目線で捉えられません。。
      なので、自分のことは、自分では占わないようにしています 笑
      気になる時は、知り合いの占い師に聞いたりします。

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