どーも。
前田王子です。
今年の恋愛運が上がる
という言葉にまんまと釣られてこのページを見ているそこのあなた!
前のページに戻ろうとする手を一旦止めて、もうちょっとだけこの記事を読んでみてほしい。
実際のところ、「恋愛運を上げたい」と思っている人は、今現在恋愛ができていなかったり、直近の恋愛がうまく行かなかったりして、
と思ったものの、その具体的な方法が分からずに、「恋愛運」という言葉に辿り着いたんだと思う。
そりゃ確かに、神社にお賽銭投げたり、パワーストーン付けたりして恋愛運なんてものが上がるならいいなーなんてことは僕も思ったことがあるし、そんな幸せな世界であってほしいとは思う。
だけど、恋愛運をあげたいと思うなら特に、よく考えてほしい。
神社にお賽銭を投げたらって、なんで神様があなたの恋愛を助けようって思うんだろう?
パワーストーンを身につけたら、身につける前のあなたと何がどう変わるんだろう?
パワーストーンをつけたら人見知りが治って、外したらまた人見知りになる人とか、見たことありますか?って話です。
日本は、「占い」という名目で人様からお金を巻き上げるシステムがとても発達している国です。
とはいえ、そこにお金を払う人がいるからビジネスとして成り立っているものの、それは決して人を幸せにするものではありません。
「幸せは歩いてこない、だから歩いてゆくんだね〜♪」
という歌もあったし、宝くじの高額当選者の多くは、その後にお金に困る結果になっています。
自販機ですら自分でお金を入れて、自分でボタンを押さなきゃいけないのに、なんで恋愛だけは運でどうにかなるんじゃね?って思えるんでしょうか?
「運」という言葉に踊らされる人は、そこをよく考える必要があります。
それは恋愛運が悪かったのか?
恋愛運という言葉を使うと、大切なものが驚くほど見えなくなってしまいます。
そもそも、「運」というものは何なんでしょうか?
恋愛だけは、なんで「運」の要素が強いなんて思われてるのでしょうか?
ちなみに、「運」について詳しく書いた記事があるので、よかったらこちらも読んでみてください。
恋愛という項目だけは、なぜかみなさん「運」に頼ります。
それってものすごく変なことなんですよね。
例えば学校の期末テストで、期末テスト運、勉強運が悪くて点数が取れなかった人って見たことありますか?
いないんですよそんな人。
出題範囲が分かっているのに、勉強しなかったから答えられなかっただけなんです。
じゃあ、勉強しなかったのは、運が悪くて勉強ができなかったということなのでしょうか?
こんな感じで過ごしていたら、ついつい勉強する時間を消費してしまっていた、という人がほとんどだと思います。
まぁ・・・学校の勉強って面白くないですからね。
ということも言えるのですが、テストの点が悪くて落ち込むのも自分です。
それって、ただ未来の自分に問題を先送りにしてるだけなのではないでしょうか?
恋愛も全く同じで、好きになった相手に好意が伝わっていないとか、好きになった相手がこっちのことに気付いていないとか、人を好きになるのが苦手とか、そういった心の問題、メンタルの問題があるだけなんです。
自分自身のそういった部分を正しくコントロールできれば、運に頼らずとも人に好きになってもらうことはめちゃくちゃ簡単です。
だから、改善すべきは「運が悪いこと」ではなくて、本当の問題を見ずに「運が悪いこと」のせいにしている、ということなんです。
「運」を良くするということ
「運を良くする」とか「運気を上げる」という言葉があります。
そして、運を良くするためには、
- トイレ掃除をする
- 換気をする
- 部屋をきれいにする
- 観葉植物を置く
などなど・・・色々となんやかんや言われてます。
このブログを読んでくれたら、↑で挙げた運を良くする項目を見ると笑ってしまうレベルなんですが、それでも「運」という言葉に踊らされている人は、頑張ってトイレ掃除をして部屋をきれいにして、観葉植物を置いているんだと思います。
ハッキリいって、それマジで無駄ですから!
トイレ掃除をしたら異性が寄ってきますか?
観葉植物を置いたら異性が寄ってきますか?
そこに因果関係はありません。
トイレ掃除をしたらトイレがきれいになるだけ。
観葉植物を置いたら、部屋のスペースが埋まるだけ。
それ以上の効果はありません。
なんで観葉植物にそこまでのミラクル効果があると思うのでしょうか?
そしたらホームセンターの園芸コーナーはパワースポットですよ。
「運」を良くするためには、まずは「運」がなんなのかを理解する必要があります。
「運」についての解説はこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ここでも簡単に紹介しますが、運というのは、

という考え方をします。
雨が降ったら濡れる、夏になれば暑い、スイッチを押せば電気がつく、バッテリーが切れてたら電源が入らないとか、そういう「運営方法」が分かっているものには、「運」の要素は存在しないという話です。
バッテリーが切れたスマホに喝を入れて電源を復活させようとはしないですし、雨に濡れたくないから傘をさします。
それは、雨に濡れないためには雨を遮ればいい、ということが分かっているからできることで、持ってる傘をさすかどうかは運任せではないですよね。
そして問題は、「運営方法」の「営(む)方法」のが分かっていないものです。
営む方法が分からない、つまりやり方、方法論が分からないんだけど、今その物事をうまく転がさないといけない。うまく転がさないと都合が悪い。
だけど、営む方法が分からないんです。
そんな時、あなたならどうしますか?
やり方は分かっていないけど、上手くいってくれないと都合が悪い状態
なかなか極限状態ですよね。
そして、それこそが「恋愛」というジャンルではないでしょうか?
でも、「恋愛」という言葉にするから訳がわからなくなるわけで、これを「恋愛」ではなくて、「人間関係」という言葉に置き換えてみるとどうでしょうか?
恋愛だって人間関係
そもそも、「人を好きになる」というのはどいうことでしょうか?
心臓がドキドキすることでしょうか?
人は、一生懸命に何かをしている人や、親切にされた時や、ピンチを救ってくれた時などに、相手に好感を持ちます。
このように、人を好きになるということにはキッカケがあるし、理由もあります。
他にも、自分が好きなものを相手も好きでいてくれたら、そこに好感を持つこともあります。
そうやって好感を多く持った相手のことを好きになるわけです。
そしてそれは、相手にとっても同じことです。
誰かがあなたの一生懸命な姿に好感を持つかもしれませんし、あなたの親切に好感を持つかもしれません。
少なくとも、そういった視点で物事を見ない限り、相手が振り向くことはありません。
そして、恋は盲目とはよく言ったもので、好きになった相手ほど自分をアピールしたくなるものですが、ポイントは相手が好きになってくれるかどうか、相手が気になってくれるかどうかです。
なので、相手は何が好きで、どんな時に喜んで、どんな時に嬉しくなって、どんな時に悲しくなって、今どんな状況なのか、ということを知る必要があります。
「運」に踊らされてしまう人は、そういう大事な部分(相手を想いやる部分)を見ようとせず、自分の「運」というよく分からないステータスを上げようとします。
もし、好きになって付き合った人の家に行った時に、部屋中に仕事運が上がるお札やパワーストーンや魔法陣や龍の置物なんかがドッサリ置いてあって、
なんて言われたら怖くないですか?
極端に言ったらそういうことですよ。
って言いたくなりません?
良好な人間関係を築くことができて信頼される人なら、開運グッズに頼らずとも仕事で成果は出せるはずなんです。
それは恋愛においても基本的には同じです。
「運が良くなる」とは?
「運営方法」を良くしたいと思うなら、少なくとも「運営方法」を明確にしていく必要があります。
そして「運営方法」を明確にしていくということは、自分の頭で考える作業ではなくて、リサーチすることです。
レシピ本を読んだり、電車の時間を調べたり、口コミのいい飲食店を調べたり、試し書きして書きやすいペンを探したりすること、それがリサーチです。
言い方を変えれば、「ネット検索」とか「下調べ」とも言えますね。
前田王子的に「運」を捉えると、「運営方法」が分かっていることについては「運」の要素が介在しません。
つまり「運営方法」が分かっていれば、それ即ち上手くいく以外のルートがありません。
それこそが、「運が良くなる」ということではないでしょうか?
そして、良好な人間関係を築いて、相手にもっと喜んでもらいたい!と思った時にサプライズを仕掛けるから、相手のことをもっと好きになる。そのためには、相手が何を好きなのか、何を喜んでくれるのかを知る必要があります。
運任せでリサーチもせずに行うサプライズは、上手くいかないどころかそれはただの「エゴ」です。
サプライズがしたいわけであって、相手を喜ばせようとする意図がないのなら、そんな行為を誰が喜ぶのでしょうか?
さらに、前田王子的に「運」が良くなれば、基本的に運が悪くなることがなくなります。
だって、知ってることが増えてできることが増えるわけなので、プラス以外が存在しないです。経験値が増えて強くなる、みたいな感じですね。
めちゃくちゃ良くないですか?
しかも、どんな人でも習得可能です。
もしあなたが「運」という言葉に振り回されているなら、このブログの記事をたくさん読んでみてください。
今までとは違った捉え方で物事が見えるようになります。