どーも。
“改”運トレーナーの前田王子です。
僕は四柱推命という占術をメインに使う人ですが、「四柱推命」ってのをスパッと説明できる人ってなかなか見たことがありません。
占い師って、占いをやたら美化して語りがちなんですけど、実際のところ、生年月日で見るタイプの占いで分かる部分というのは先天的な部分くらいです。
そして、「餅は餅屋」という言葉があるように、専門分野に関しては専門家に任せるのがいいわけでして。
例えば占いで病気が分かるかといえば、これは割と分かります。でも、占い屋は占い屋であって医者ではありません。なので、その対処法や治し方などは分かりません。
というかそもそも、わざわざ占いで病気を調べなくても、顔つきや顔色、症状や状態から診断した方が正確です。
病院では、そうした診断を機械や数字任せにするので、見れるようになれば簡単に分かるものも分からなくなってしまっているわけですが・・・
仕事についても、社長さんの悩みは占い屋の出る幕ではなくて、経営コンサルタントや先輩経営者に聞くべきです。社長業で成功している占い師でもない限り、経営の悩みに応えることはシンプルに知識不足です。(陰陽五行でやったこともない経営を説くことはできません)
占い師の肩書きで活動していた時は、とにかく僕が分からない分野の悩みについて聞かれるのが辛かったことをよく覚えています。
だって分からないから答えようがないし、占いの教科書には答えは載ってないし。
だから自分で体験してみたり、関連書籍を読み漁って調べてみたり、とにかく分からないことを分かるようにするために多くの時間を使っていました。
その副作用として、ありがたいことに心理学と出会い、潜在意識の形や言葉の発信源を意識するようになって、自分なりの世界観が構築されたな〜と思います。
僕が思うに、四柱推命というのは先天的な心の形を表していて、その形を踏まえて活動・行動をしていくことが人生を豊かにするものだという結論に達しました。
例えるなら、猫に犬のような芸を仕込んでも覚えてはくれず、猫も飼い主も疲れてしまいます。猫は猫らしくしてこその猫であって、猫が自分を犬だと思い込んで頑張ってしまっても無理がありますし、犬になれるわけもありません。
猫に生まれたなら、猫を全うする義務があるわけで、その形が、生年月日という基準で区分けしてあるのではないか、と思います。
僕の場合は、占い+心理学なので、犬になろうと頑張ってて、なんで上手くいかないか悩んでしまっている猫の先天性を伝えて、猫らしい猫として、自分らしく生きていくアドバイスを得意としています。
心理学だけだと、その人の(心の)先天性が猫なのか犬なのか猪なのかを判別する基準がありません。
四柱推命によって先天性が分かるので(元々それで飯食ってたし)、後天的に身につけてしまった不要な「犬らしさ」を削ぎ落とすことができます。
四柱推命の役割としては、「先天的な心の形を見る」というものですが、僕にとっての四柱推命は、その人自身の「本当の自分を取り戻す旅」のお手伝いだと思っています。
人間、20年も生きてたらいろんなことがあります。
30年、40年、ましてや50年も生きてきたら、ついつい「先天的な心の形」がなんだったのかすら忘れてしまってもおかしくないくらいです。
犬になれなくて悩んでいる猫がいたら、
って伝えてあげることが、僕の仕事かなと。
そして往々にして、そうやって生きてきた猫さんは、実はものすごい可能性を秘めてることが多いんです。
だから、この仕事は楽しいし、やりがいがあるんですよね^^