どーも。
“改”運トレーナーの前田王子です。
職場の人間関係・・・僕のところにもよく問合せや依頼が来ますが、ホントに悩ましい問題ですよね。
なぜって、だれも人間関係を壊そうとして仕事してるわけじゃないし、むしろ自分なりに、お仕事頑張ってるわけです。
なのに職場の人間関係って・・・なかなかうまくいかないですよね(悲
思うに、人間関係って、そこのコミュニティのバランスを欠いた時に悪くなるモノだったりします。
職場の人間関係についての記事は、こちらもよく読まれているので、良かったら見てみてください。
ただ、コミュニティのバランスを欠く・・・といっても、バランスを欠きたくて欠いてるわけではありません。
人には、先天的に「〇〇しがち」といったタイプがあります。そのタイプの掛け合わせによって、うまくいったりいかなかったりがでてきます。
例えば、体育会系のコミュニティに、昔の映画であった電車男のような人がいると、ノリが合わないのは分かるかと思います。
そんな感じのミスマッチがコミュニティの中にはあって、人間関係が悪くなる理由の大部分は、悪意からくるものではなかったりします。
といわけで今回は、タイプ別に、職場の人間関係で支障が出るパターンを考えてみたいと思います。
新人〜役職つくまで編
①頑張ったら出る杭になる人
モチベーションも高く、真面目な性格で仕事を頑張るいい人。
頑張るのは周りに迷惑かけたくなかったり、単純に早く仕事ができるようになりたいという一心からなんだけど、仕事ができるようになったらなったで、(能力の低い)上司に疎まれがち。
立場が下ということもあり、コキ使われても頑張ってしまうため、(能力の低い)上司としては、苦しそうな顔が見たくてコキ使ってるのに全然心折れてくれないから、周りを巻き込んで「アイツ嫌なやつだよな」という空気を出してくる。
それでも負けまいとして頑張ってしまうため、嫌われに拍車がかかる。
本人はただ貢献したくて頑張っているだけなのに、なぜか嫌われてしまうことに、だんだん病んでくる。
頑張ってるのに、結果出してるのに嫌われる人は、人格が嫌われているんじゃなくて、基本的に周りのやっかみ。
また、やっかまれてしまったら転職のサイン。実力はあるので、キャリアアップしてどんどん上を狙っていこう!
②頑張るけど実力が伴わない人
①の亜種とも、対局に位置するとも言えるタイプ。
一生懸命なのは顔だけで、手が全然動いていない。
本人はマジで一生懸命だが、仕事で結果を出すために一生懸命なのではなく、一生懸命風を装うことに一生懸命なので、どうにも結果は出ない。
長年働いているのに評価が低い場合、このタイプの疑いがある。
このタイプは、下手に経歴が良かったり、返事だけは良かったりするので、面接に受かってしまって、実際の仕事で苦しむことになりやすい。
仕事で評価されない・・・と思ったら、転職or異動のサイン。
乗せられやすく、おだてられやすいので、つい守備範囲外のことまでする羽目になりがち。仕事は仕事、趣味は趣味と分けて、仕事はなるべく簡単なものにすると平和が訪れる。
ちなみに、このタイプは、誰かを応援する時に最も力が発揮されるので、ムードメーカーや飲み会番長だったりする。
とはいえ、だんだんと期待されなくなっていき、いづらさを感じることになりやすい。
ちなみに、会社員時代の僕はこれに該当します・・・。
③ゴーイングマイルール
日本の社会は、学生を卒業したら就職する人が大半なので、四柱推命的には自営業(自由業)の方がいい人でも、知らずに就職してしまうことはよくある。
このタイプも、別に先輩や上司の意見を無視して、わざわざ違うやり方でやっているわけではないんだけど、行儀良く真面目なんかできやしないのがこのタイプ。(本人はいたって真面目)
教えてもらうのに違うやり方するから、教えた方としては「教えたやり方と違うじゃん!」ってなるけど、できたらできたで注意もできないから、教えた方は変な気持ちになる。
ただ、さらに上の人に見つかって、教えた人に「あの子やり方違うよ?大丈夫?」という注意が飛ぶことで、より変な気持ちになってしまい、だんだん避けられることもある。
なぜか人間関係が悪くなる・・・のは、意外と教えられたことに忠実じゃなかったりするせいでもある。
我流でやるのもいいけど、教えてくれた人の気持ちは尊重しよう!そして、手に職つけよう!
④向上心欠落型
日本の「就職活動」という文化によって、みんなが就活してるから自分も・・・という感じで就職するタイプ。
生きていくお金がもらえて、休みの日がちゃんとあれば、それ以上は望まない。
なので、必要以上に仕事を覚えることはしないし、余計な仕事もしない。
本人の思惑と会社の方針が合わないことが多く、「別にそんなに働きたくないのに、なんでこんなに働かないといけないんだろう・・・」という想いに苛まれがち。
また、無視するのも悪いということで、そこそこちゃんと返事もするので、教える方としては「聞いてくれてる」と錯覚してしまい、教えたことができてない!と嘆くことになる。
向上心は無いが、親がうるさかったりするので一応ちゃんと就職してはみるものの、親が文句言わない職場は、本人的にハズレが多かったりする。
親元離れて、気ままに仕事をすると幸せが訪れる。
職場の人間関係は、人格以外のところでおかしくなりがち
職場の人間関係って不思議なモノで、いい人でも嫌われたり疎まれたり、嫌な人でも人望(?)だけはあったりする。
どうすれば丸く収まるか、ということを考えるとドツボにハマるので、自分のスタンス、やりがちな行動、失礼になってしまうパターンなどを一つ一つ押さえていくのが、スマートな立ち回り方だと思う。
僕は、今振り返れば、会社員時代は②と③が混ざったようなタイプだった。
頑張る姿勢は見せる人だったのと、まともそうな外見らしいので、最初は期待値が高めだが、だんだんと期待が薄くなっていくのと、後輩に抜かれ出すのが辛くて職を転々としたこともあった。
当時としては、一生懸命仕事してるつもりだったけどうまくいかず、優秀な後輩ばかり入ってきて追い越されて、運が悪いなぁ・・・なんて思ったりもしてました。
一生懸命仕事してるつもりだったけど、例えば営業時代、電話営業をやってたこともあるけど、電話営業ってコール数が出せるんですよね。
頑張って電話かけてるつもりではいるけど、コール数はいつも下から数えた方が早いくらい。
結果が物語っているんだけど、自分なりに頑張ってるつもりだったから、そんな数字見えてなかったな〜と思います。
単純に、1回1回の電話が嫌だったんだけど、そこの会社を辞めてしまったら、同僚からバカにされるんじゃないかと思って頑張っていました。厳密には、「辞めないこと」を頑張っていたので、今思えば、そりゃ結果は出ないよな(笑)と思える昔の話です。
しかも、そんな感じのスタンスって、意外と周りにもバレてたりするんですよね。
僕のコール数が少なかった、ということは、手が止まっている頻度が高いはずで、そういえば、ちょいちょいマネージャーさんに「前田くん、かけてる?」と声をかけられていました。
当時は、「かけてるわ!うるせーな!」って思ってたけど、よくよく考えると失礼な話です 笑
逆に、上司の立場になった時に、言うこと聞かない部下がいれば、もしかするとこんな感じなのかもしれません。
頑張って仕事をしているつもり、という心理状態は決して悪いことではないんですが、それがどこにかかっているのか。
そこを見ていかないと、頑張ってるつもりなのに、一生懸命やってるはずなのに、人間関係が悪くなってしまいます。
気持ちを汲め、空気を読め、ということ以前に、自分の本心がどこにあるのか。
まずは自分の本心と仲良くならないと、自分以外の人と仲良くなることは難しかったりします。