どーも。
“改”運トレーナーの前田王子です。
「占い師」っていうと、そういえば年配の方をイメージすることが多いかと思います。
占い師の牽引役となった六星占術のアノ人も、天冲殺で有名になった昭和のあの人も、ダサアイマスクのあの人も、よく見たらみなさん結構年いってる人が多いです。
かく言う王子も今年で37歳。
占い師の中では若手ですが、一般的には管理職やっててもおかしくない年齢です。
で、こないだ講座DVDを発送する時にヤマトのお姉さんが「記入年月日」とのとこに「元年」って書いててふと思ったんですよ。

というわけで、やたらと年齢層の高い占い師業界でございますが、どんどんと新しくなる時代に対応していかないといけません。
これは占い師へのメッセージでもありますが、「おたくの娘さんはコスプレしてコミケで花咲くタイプなので、オタ活動を止めちゃなりませんぜ!」ってアドバイスをすることもおかしくない時代なんですよね。
いつまでも官星が強いから公務員になるといい!とか言ってちゃダメなわけです。
そこで、これからの占いとの付き合い方を、占い師の目線でちょっと考えてみました。
不登校って悪いことなの?
不登校って、王子が中学生だった1990年代は、好奇の眼差しを向けられていました。
なんでアイツ学校来ねーんだよww 歩けんだろwww
って昔は思ってたもんです。
学校に行きなさい!って昔は簡単に言えましたし、言われていました。
でも、四柱推命を学んで、占い師として日々色んな人を鑑定してると、実は不登校の人、不登校だった人って結構多いんですよね。
不登校がちだったけどなんとか無理やり行った人とか、色んな人がいます。
当時(インターネットが普及してない時代)は、とにかく情報が無かった。
なので、「多数派=正しい」という考え以外はありませんでした。
ホントはマジで行きたくなくて足震えてたりするような人でも、無理やり連れていかれてたりしたんですよね。。
命式的に不登校になりがちな人って、学校に行きたくない理由が説明できません。
しかもそんな人たちはまだ10代です。ボキャブラリーも少ないので、その辛さを表現できません。
結構あるのは、「うちの息子が不登校で・・・」という相談なんですが、

というアドバイスをすることもあります。
今は通信制の学校もあるので、学校に行くことだけが正しい時代ではなくなっています。
時代がそうなったんだから、占い師がそれに対応しないわけにも行かないです。
高校まではなんとか出したいという親の気持ちもありますが、それもお子さんの命式を見たときに、「そう言われましても・・・」と思うことも少なくありません。
学歴がモノを言う時代ではなくなって来ているので、占い師としては、その子の未来をサポートするためにもちゃんと時代に対応していかないといけないと思うんです。
マツコ・デラックスさんも千原ジュニアさんも、学生時代には不登校だったみたいです。
だからと言って誰でも不登校を推奨するわけではなくて、生まれ持った才能を、学校や周りの環境で潰したくはないです。
特に、縁あって王子が鑑定することになった人においては、なんかちょっとでもその人の人生をバックアップできたらと思います。
それに、不登校の子の命式を見ると、面白そうな子が多いです。
ただ、学校に馴染めないというだけで。
また、普通に会話はできるのにテストで全然点が取れない子もいます。
そんな子は、大体言語の星が無かったりするわけですが、だからと言って頭が悪いわけではないです。
左脳派、右脳派と言う言葉がありますが、それでいえば圧倒的に右脳派過ぎて、言語を介さずに物事を考えることが得意だったりすることが多いです。
なので、芸術関係の才能を持っていることも多いんですが、その才能を義務教育では伸ばそうとはしません。
そこに苦しみを覚える子は、結構多いんじゃないかと思います。
就職って何?
20代や30代の若い人たちからの依頼で多いのは、就職についてです。あ、40代の人も50代の人からも、就職についての相談は多いです。
そんな人たちって、
就職しなきゃ!就職したら辞めないようにしなきゃ!
っていう強迫観念を持ってしまう人も少なくないです。
そんな人って、四柱推命で見てみると、自由業というか、今で言えばインスタとかYouTubeを使って、一人とか数人とかで何かやった方がいい人も多いんですよね。
でもそんなこと誰も教えてくれないわけです。なんて世知辛い。
食べていくのに手っ取り早いのが職に就くことで、世間体が良いのが正社員です。
特に、周りが正社員ばかりの環境で、一人だけフリーターでもやってたら、結構プレッシャーなんじゃないかと思います。
親もきっと色々言うでしょうし。
「一人で何かをする」
ということに関して、今はインフラは整ってはいますが、情報は少ないです。
でもそれって仕方のないことで、一人で何かしている人って忙しいんですよね。忙しいし、自分の仕事じゃないことにあんまり構ってられない。
そうなると、わざわざ一人立ちについての情報を教えてはくれないです。
結局のところ大事なのって、今の状況に疑問を持ってみて、納得のいく答えを自分で探していくことです。
でも、納得のいく答えが、まさか「一人で何かをする」だとは思わないって人も、少なくないと思います。
ここで改めて、就職って一体なんなんでしょうか?
王子は、就職の目的はお金を稼ぐことだと思っています。
つまり生きていくための手段の一つです。
大半の人は、就職したくて就職してるわけじゃ無いと思うんです。
生きてくための手段が他になかったから、就職しただけなんだと思います。
でも、今この時代の日本には、生きていくための手段なんて無数に転がっています。
そりゃ戦後はさ、高度経済成長だったから就職することが効率良かったんですよ。
スマホも無いし、モノは作れば売れるし。だから当時の日本にはヤフオクもメルカリもいらなかったんです。
今は正直、就職することにちょっと疑問を抱きます。
だって、お金を稼ぐ手段が他にもあるのに、なんでそんなしんどいことをしないといけないの?って思っちゃいます。
正社員がキツイなら、会社が嫌なら、楽なバイトでもしながらメルカリでいらないモノ売ってお金作って、やりたいことややってみたいことにお金突っ込んでみたら良いじゃん。って思います。
ことお金を稼ぐことに関しては、いろんな選択肢の中から選べるし、個人で効率も求められる時代です。
それに、占い師としての意見としては、就職に向いてない人、結構います。
就職について、改めて考えた方がいいよな〜って、ホント思います。
就職というか、働き方全般について。
そんなに悩むためにさ、そんなに苦しむために生まれてきたわけじゃないんですよ僕らは。
神様はそんなクレーム聞くつもりがないので、生まれた時から時間はノーリターンでお願いされてるんです。
恋愛の形も変わった
これも、占い師として意識を変えないといけないことだと思います。
だって、10年前にはマッチングアプリなんてなかったんですよ!
手元でいい人見つけられるとか、どんな時代だよ未来かよ!って話です。
でも、これも実は落とし穴が多くて、マッチングアプリにも向き不向きがあります。
実はそんなに有能じゃないんですよね、マッチングアプリって。
で、そんな感じで恋愛もパッと見お手軽になったもんだから、気軽に人に出会えるっちゃ出会えるんだけど、それによって感性も変わってきてると思うんです。
例えばだけど、大黒摩季の歌なんて今の時代の人に刺さらないんじゃない?
あなたがそう 喜ぶから
化粧をまず止めたわ
どこにいても捕まるように
ポケベル持ったわ
車も詳しくなったし
サッカーさえも好きになったわ
迷っているけど
この人に一生ついていこうと決めた
大黒摩季「あなただけ見つめてる」より
王子としてはこんなガッツのある女性全然好きだけどさ、女性側が時代とともに感性も変わってもいるんだよね。(人によるけどね!)
ありのままを好きになって欲しかったり(つまり変わりたくはない)、もっと分かって欲しがったり、まずまずの物件なのに他の選択肢を検討しようとしたり、一生ついていこうと思ってなかったり。
でもそれが悪いことではなくて、時代が変わったからってのも、王子あると思うんですよ。
占いはどうしても女性からの依頼が多いから、それなりにしっかり考えてアドバイスさせてもらってますけど・・・
そこは男が変わらなきゃいけないよね〜〜(´·×·`)
って思うことも多々あります。。
もっとライトに次の人いった方が良かったり、本命行くためにマッチングアプリで練習させてもらったりとか、そんなことが出来るような時代になってるんです。
あと、恋愛しなきゃ、結婚しなきゃっていう感性は強いけど、命式的に別にそうじゃなくてもいい人もいたり。
好きな人が異性である必要もなかったりして、恋愛の形も複雑化してるんですよね。
占い師もこれに対応していかないと!って思うんですよ。