どーも。
前田王子です。
心の疲れには、カウンセリングだったりお薬だったりサプリメントだったりヨガだったりピラティスだったり・・・色々なアプローチ方法が存在します。
ですが、そもそも何で心が疲れるんだっけ?という部分に答えを持っている人というのはなかなか見かけません。
体の疲れはマッサージやストレッチで取る!という発想が多いですが、いや、そもそも疲れにくい体を作ればマッサージに行く頻度も減るからお財布にも優しいわけなんですが、なかなかこの発想に辿り着く人も少ないです。
心も同じで、そもそも何で心が疲れるかが分かっていれば、疲れない方法も分かってきます。
心の疲れはどこから?
心が疲れるというのは、一般的にはストレスが原因なんて雑に扱われています。
じゃあ、その「ストレス」とやらはどこから来てるのでしょうか?
仕事?人間関係?家族?
正解は、「期待」なんです。
期待するから、心が疲れてしまうんです。
そうですよね。
そんな感じになりますよね 笑
でも、ストレスの原因は間違いなく期待することから来ているんです。
期待の種類について
さて、ストレスの原因が期待することなわけですが、そもそも期待するというのはどういうことなのでしょうか?
期待とは、
「あてにして、心の中で待ちもうけること」
という意味です。
つまり、何か(他者)をアテにして待っている状態のことを指します。
例えば、子供がクリスマスにおもちゃをもらえると思っていること。
これはまさしく「期待」ですよね。
好きなサッカーチームが優勝争いに食い込んだら、優勝することを期待します。
他にも、自分の息子は〇〇でなければならない!と期待することもあります。
期待には、
①「そうなってくれたらいいなぁ」と純粋に期待するだけ
②「そうならなくてはならない」と自分の期待を押し付ける
という二つのレベルがあります。
好きなサッカーチームが優勝するかどうかは①で、自分の息子は〇〇でなければならない!という期待は②ですね。
クリスマスにおもちゃをもらったことがない、サンタクロースを都市伝説として扱っている子供がいたら、①の期待をするでしょうし、毎年必ずおもちゃをもらっている子供なら、②の期待をするかもしれません。
こんな感じで、人は当たり前のように、息を吸うように期待をします。
では、その期待が心の疲れとどう関わってくるのでしょうか?
「期待はずれ」のダメージ
①「そうなってくれたらいいなぁ」と純粋に期待するだけ
②「そうならなくてはならない」と自分の期待を押し付ける
という価値観において、①の期待が外れたらどのくらいのダメージを受けるでしょうか?
例えば好きなサッカーチームが惜しくも優勝できなかった時、コアなファンでない限り、そこまで落ち込む人はいません。
他にも、深夜ラジオに送った初めてのハガキが読まれなかった時、まぁ常連さんもいるし、また送ればいいよね!くらいに思うのではないでしょうか?(読まれたらラッキー!くらいの感じ)
では、②の「そうならなくてはならない」という期待が外れた時はどのくらいのダメージを受けるでしょうか?
例えば、好きな子と同じ高校に通うために頑張っていたのに、受験に失敗してしまった場合。
これは相当ダメージを食らいます。
他にも、買ったばかりのお気に入りの高級ブランドバッグが、飼い猫にズタズタにされていた場合。
これも、相当落ち込みます。
このように、人は期待していたことが期待通りにならなかった時に、大きなダメージを食らいます。
では、心が疲れている人は、どんな期待をしていたのでしょうか?
自己犠牲と見返り
心が疲れている人の多くは、自己犠牲を多くしてしまっています。
特に、この日本の社会というのは自分を貫くことが難しく思えるようにできています。
最近は、会社の飲み会に出ない人も増えてきたりしてますが、それができずに嫌々参加している人もいるでしょうし、恋愛においても、アテのない我慢をすることは多いです。
そう思い始めたのは遥か昔、今ではすっかりその思考が板についてきたある日、
こんなことになる人は少なくありません。(僕も経験あります・・・)
自己犠牲というのは、自分が我慢することで、自分の淡い期待を相手に汲んでもらおうとする行為です。
そしてその期待の多くは成就しません。
いや、全部と言ってもいいでしょう。
そして、別に最初はそんなに問題じゃないんです。
厄介なのは、自己犠牲が板についてきた頃。
とは今更言えません。
じわじわと蓄積された自己犠牲のダメージは、どう処理すればいいかわからない心の疲れとしてのしかかります。
自分が我慢することで、誰かが救われると思って始めた自己犠牲。
気付いたら、ただの問題の先送りになっていたというイソップ物語みたいなことはよくある話です。
【心が疲れてしんどすぎる方へ】
心が疲れてしまうのは、自分の性質や適性と現在の生活環境が合ってない可能性が高いです。四柱推命で自分の性質や適正を見ることで、新しい選択肢が見えてきます。
前田王子はそんなあなたの強い味方です💪
期待しないために
「期待しない」
なんて簡単に言いますが、一体どうすればいいのでしょうか?
気合を入れたところで、どーせ槇原敬之の歌みたいに、もう期待しないなんて言わないよ絶対って感じになります。
なぜなら、僕自信がこの期待に長年苦しめられたからです。
なぜ期待してしまうのかが分からない限り、使い慣れてしまった期待という悪の習慣は繰り返されます。
だからこそ、僕が期待しない思考法を教えているわけですが、とにかくまずは期待しない方法を知りたい!という方にオススメなのは、
期待しているということに気付く
ということ。
まずもって全てのスタート地点はここです。
ここに気付くことができればシメたもの。
芋づる式に自分の期待に気が付いていきます。
期待している自分に気付くことができれば、自己犠牲をしない選択肢を取れるようになります。自己犠牲をしなくなると、自分の意見が言えるようになります。自分の意見が言えると、どんな人とでも楽に接するすることができます。
どんな人とでも楽に接することができれば、気苦労することもなく、自分を偽ることもないので、人間関係で疲れることがなくなります。
つまり、心が疲れることがなくなるんです。
この方法を理解していると、心が疲れていた時が嘘のように思えてきます。
だって、期待しないから、会う人会う人大体いい人になるんですよ。嫌な人はインターネットの中にしかいません。
心が疲れるメカニズムが分かると、そんなストレスフリーな世界が待っています。
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