考え方

誹謗中傷が怖い人のための「考え方」の話

どーも。

“改”運トレーナーの前田王子です。

 

いや〜、誹謗中傷って、言われるとホント萎えますよね~。

耳に入ってこない様な小さな声ならまだしも、実際に聞こえてしまうとやっぱり辛いです。

どうせなら褒められたいし、こっちも本気でやってるんだから、せめてそこに対するリスペクトくらいは欲しいもんです。

 

ただ実際はそうは行かず、誹謗中傷(とまでは行かないちょっとした小言も)が付いて回るのが世の常です。

 

そんなものは聞かなくていい!

そんなんで凹むのは精神が弱いんだ!

言われないようになればいいじゃん!

 

とまぁ勝手気ままなアドバイスは数ありますが、どれもやっぱりしっくり来ないです。

だからと言ってそのアドバイスが間違ってるというワケでもなくて。

上記のようなアドバイスが言えて、さらに実行してる人は、やっぱりそれなりの事をやってきてるし、そうやって耐えたり受け流したりする術を開発してきた人なので、大いにリスペクトなわけです。

 

とはいえ!

とはいえですよ。

これに悩む人はホントに多いです。「何でそんなこと言うんだよ・・・」と2、3日引きずったりもするワケで、こんなことで大事な時間を取られるのはもったいないとは思いながらも、打たれてしまってはやっぱりズーーンってなっちゃって動けなくなってしまうこともあるワケで、非常に大きなテーマなんです。

無理に抑え込んでしまって逆にしんどくなってしまうこともあるくらい、誹謗中傷は呪いの言葉でもあるのです。

 

そんなわけで、こんな誹謗中傷などのヒドイことを言われた時の考え方を、占い師の目線で考えてみようと思います。

自分が耐えるのではなく、楽に受け流せるようにするためのポイントなので、是非活用してみてくださいな。

結局、言うヤツは言う。

そう言われたら元も子も無いですが・・・w

そういう意味ではないんです。褒めてくれる人もいれば、酷いことを言うヤツもいるんです。

これは単純に陰陽論で説くことができます。

「光あれば影もある」ってヤツですね。

 

陰陽論とは、世界は無極から始まり、陰と陽に分かれ、そこから全てが始まる。

 

ざっくり言うとそんな感じです。

図にするとこんな感じ。

 

小難しいですねw

例えばオタマジャクシも64分割して蛙になるとか、全ての生物は64細胞から成り立っている。

当時はそこまでの科学は無かったのですが、陰陽五行を考えた人が、奇しくも人体組成と同じだった。という話です。

 

で、ここから何が言いたいかというと、陰と陽は常に均一である、ということなんですね。

これは占いの思想だけでなく、人体組成もこの世の成り立ちも、全てに言えることなんです。

 

となると、誹謗中傷というのは何なのでしょうか?

 

誹謗中傷を陰とするならば、相対する評価(陽)も相応にある、ということになります。

賛辞があるので中傷が生まれると言い換えてもいいですね。

ただ、中傷と同じだけの賛辞という意味ではなくて、あくまでサイズ感の話です。

陰と陽のサイズ感が一緒なので、そう考えるならば、ということです。コメントの数が一致するとか、そういう話ではないです。

 

なので、認められれば認められるだけ、相応の中傷も発生する。これは世の理と一緒なので、防ぐことはできないということになります。

「言う奴は言う」というのはこんな意味合いです。

 

前田王子
前田王子
ちなみに陰陽論で考える時は、何を陰とするか、何を陽とするかという決めごとが必須になります。

相対するものは同等にある、という考えなので、両極端の事を設定することが先決です。

陰陽論なんて大層な名前が付いてますが、ここで言っているのは「光と影は同等である」といういわゆるの二元論です。

 

話が逸れましたが、中傷の反対には相応の賛辞があります。

ということは、「言ってくる人は言ってくる」と考えることができるし、言い方を変えると「言ってくれる人は言ってくれる」ということになります。

ネガティブとポジティブの違いこそあれ、それは自動的な反応なんです。

思いがけない、まさかの中傷があれば相応の賛辞が、まさかの賛辞があれば相応の中傷が来るわけです。

「誰が」や「誰に」というのはある程度予想できたとしても、認識できないものも多々あるわけです。

 

陰と陽は同等だけれど、それはサイズ感なので、中傷してくる人と、褒めてくれる人は同じサイズである(けど表現が違う)、ということになります。

 

単純な陰陽の二元論で言えば「同等にある!」と言えるんですが、認識できるかどうかについては言及していません。

ただ、大事なのはどちらも「同等にある」ということを知っておくことなんですね。

 

ここまでの事を踏まえて、

「中傷があれば賛辞もあるから大丈夫!」

と言うことができます。

 

ただ、大丈夫って言われても辛いもんは辛いんじゃー!って話なので、もうちょっと考え方を変えてみます。

RPGの街の人で考える

先ほどはネガティブとポジティブの違いこそあれ、それは自動的な反応だと言いました。

これホント大事な考え方です。

 

言ってくる人、言ってくれる人、確かにそこに人は存在していますが、「発言」に関してはその人そのものではありません。

ネガティブやポジティブのニュアンスはあるものの、ホントのところはmixi(懐かしいw)であったような「足あと」と同義で、どこに足跡を残したのかなんて、本人はわすれてしまうものです。

ですが、足跡を残された方は、非常に印象に残るわけですね。

同様に、褒めたことやけなしたことは、当の本人は忘れてしまうものです。

言われた方としてはガッツリ心に残る大きなものであったとしてもです。

 

それなのに、現代社会において中傷の恐怖は日に日に大きくなっているように思います。

これはなぜか?

 

mixiの「足あと」機能は、ポジティブもネガティブもないフラットな表現でした。

「来たよ」というだけのモノです。

そこに、「日記を書いたから読んでね!」というユーザーの思いが乗れば、足あとをつけた人に対して「読んでくれたんだ!」というポジティブな解釈が生まれます。

ただ、起こった現象としては「足あと」というフラットな意味合いのモノを残しただけなのに。

 

人はどうしても解釈してしまう生き物です。

息を吸うように、心臓が勝手に動いているように、頭が勝手に解釈を加えます。

そうすることで成り立っている世界なので、それを外すことはできません。

 

ここが問題なんです!

 

人が発するものは言葉なので、どうしてもそこに意味が乗ってしまうのです。

頭がオートで解釈をつけちゃうし。

 

この頭の機能によって、言葉が意味を成してしまうのが問題なんです。

 

ただ、言葉なので意味が無い訳ではないんですが、その言葉には特に意味は無いんです。

しかしこう考える機能が、頭にはありません。

なので、こう考えるようなプラグイン(追加機能)を頭に入れてやるという発想が必要になってくるのです。

それが冒頭で言っていた「勝手気ままなアドバイス」の正体なんですね。

 

何か①を発すれば、何か②が返ってくる。

その何か②の内訳は、中傷と賛辞で構成されていて、それは同等なサイズで自動的に返ってくる。ということです。

つまり、言葉を必要以上に意味付けをして解釈をする必要はない、となるのです。

これを端的に表しているのが、

 

まさにコレだと思うんですね。

どういうことかというと、決まったアクションに対しては決まったリアクションしか返さない、ということ。

良くも悪くも、それは「情報」であってそれ以上ではない。

色付けしてしまうのは自分の頭なんですよね、実は。

 

ドラクエの街の人の台詞にいちいち腹を立てないのと同じで、誹謗中傷もいちいち腹を立てるものではない、と言うことです。

褒める人もけなす人も、そうあるべくしてそこにいる、ただの街の人なんです。

ただ言葉でやりとりをしている以上、そこに意味が乗ってしまうので厄介というだけです。

 

とはいえ、まずは意図的に言葉の意味を処理しないといけないので、処理中なんかはもちろん腹立つし何かブン投げたくもなるけど、穏便に処理はできるということです。

 

ネガティブサイドにばかり目が行ってしまうけど、実際に起こっている事は大したことは無いんです。

近所の怖そうな犬に吠えられても、それ以上の意味が無いのと同義です。

 

なので誹謗中傷に関しては、街の人が何か言ってる、と解釈すると意味合いが薄まってダメージも軽減できます。

 

以上を踏まえておけば、誹謗中傷は確かに嫌だし凹むし悲しいし辛いしヤル気なくすけど、そこまで引きずることもないし、同等の賛辞が裏に潜んでいるということもまた言えるわけなので、そこまで悩むことではないんです。

そしてこのテーマについては、処理の仕方が人それぞれで、こんなに面倒臭く考えなくても処理できる人もいるけど、面倒臭く考えないと処理できない人もいるので、今回は後者向けの話です。

 

言う奴は言うけど街の人が何言ってんだw

 

って最初は思いながら、どんどんネガティブワードに対する処理速度を上げていきましょう。

誹謗中傷は確かに怖いですが、それは隠れた賛辞があるという証拠でもあるので、そんなつまらない情報に流されないようにしたいもんです。

ABOUT ME
前田王子
四柱推命と心理学を使って、「”改”運カウンセラー」というちょっと変わったことをしています。 占い歴10年、鑑定数2,500人以上。 元携帯ショップ店長、ECサイト運営、カウンセラー、占い師、コーチング歴10年という変わったキャリアの人です。 ・巷の浅い占いにモヤッとしてる ・占いに書いてあったことを信じてしまい困ってる ・てか占いってアテになるの? ・占い師ってなんなん? そんな巷の洗脳じみた占い感を払拭して、占いに頼らなくてもいい思考回路を作るための記事を書いてます。


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