人間関係について

意外なところにある、夫婦仲が悪くなる「原因」

どーも。

“改”運トレーナーの前田王子です。

 

カウンセリングの依頼でよくあるのは、夫婦仲について。

 

もうこれは永遠のテーマなんじゃないかと思いがちだけど、意外と初歩のところで躓いていることって多い。

 

恋愛結婚したAさん
私はアンタの母親か・・・!

 

という状態になっている相談者が多いんだけど、これにはなかなか根深い問題があるのだ。

 

恋愛結婚だったとしても、奥さんはお母さんの代打

僕は男なので、旦那さんの気持ちは結構分かる。

男は、いつまでもカッコつけていたいのだ。

 

ただ、そんなのは付き合ってる時までで、結婚してしまうと、価値観が変わってしまう。

付き合った当初は、冷蔵庫から出したばかりのバターみたいに角もしっかりあったんだけど、いざ結婚して数年したら、もうすっかり解けたバターみたいにだらしなくなってしまう。

 

なんでそんなことが起こるのか。

これは占い云々の話ではなくて、シンプルに母親の愛情不足による。

 

つまり、母親の愛情不足系男子は、お母さんに褒められるのと同じムーブを彼女にもするわけだ。

となると、その最終着地は、お母さんに甘えることになる。

しかも、男はそこには無自覚である。

 

当然、女性はそんなこととはいざ知らず、特に子供もできると、女性はどんどん母親になっていく。

だけど、旦那のイメージとしては、依然として付き合っていた頃のままで、アップデートはされない。

 

そうこうしていると、甘えたい旦那vsかまってられない奥さんの構図が出来上がる。

 

だけど、実はその構図は、付き合ってた頃から始まっていたのだ。

最初から、そうなるべくして続いていた関係だったりする。

 

社会人になったら、物理的には親と離れていくけど、母の愛情不足系男子の心の中では、しっかりと母親を求めているのだ。

そして、母親の代わりに打席に立つのが、妻となったその人となる。

 

打席に立ったら、一応バットは振らなきゃいけない

相談で多いのは、夫婦仲の復旧が、もう結構大変になっちゃってる人が多い。

でも、それも仕方のないことではあるんだけど・・・

だって、そんなナイーブな問題、誰に相談したらいいんだって話で。

 

僕も、最初からこの手の相談を受け付けていたわけじゃなくて、依頼が来る度に、観察と勉強を深めていって、しっかりと応えられるようになった今がある。

ホントに難しい問題なのだ。

 

話は戻るけど、旦那に母親を(暗に)求められた場合、不本意だとは思う、めちゃくちゃ不本意だとは思うし、なんで私が我慢しないといけないの!という思いもあるだろうけど、応えないといけないのは奥さんの方だったりする。

旦那は無自覚だし、相談に来てるのは奥さんだし、僕は魔法使いじゃないので旦那さんを操れない。

となると、打席に立たされてしまった奥さんにお鉢が回ってくることになってしまう。

 

そして多くは、もう夫婦仲がヤバくなってるから相談に来ているわけで、おいそれと優しくできる状態ではない。

だけど、夫婦という形をアップデートさせるためには、奥さんが頑張らないといけないのだ。(もちろん、コレを読んだ旦那さんが頑張ってもいいんだけど)

 

いや、母親って言ったって何すりゃいいの?

そして、問題はここである。

母親の打席に立ってしまったとして、じゃあ何をすればいいのか。

 

基本的には、「褒めて伸ばす」に尽きる。

 

ここが四柱推命の使い所なわけだけど、その人に合った、ピンポイントでの褒め方、一番気持ちの良いところがあるので、そこをちょちょっと褒めてあげる。

やっぱり、母親に一番してもらいたいことって、褒めてもらうことや認めてもらうこと、つまり、承認欲求を満たしてもらうことなんだよね。

そして、そこが満たされるから、だんだん大人になっていくわけだ。

 

つまり、母親の打席に立ってしまった奥さんは、旦那さんをにしてあげる必要がある。

 

夫婦仲が悪くなるパターンは、褒めてもらおうと思ってのお門違いの旦那の行動を、奥さんが拒絶してしまうところにある。

子供心に、愛情の反対は拒絶なので、そんなことされたら旦那としては

 

褒めてほしいBさん
お、俺は必要ない人間なのか・・・!?そんなハズはない・・・!!

 

となって、奥さんの気を引こうとする。

まさに子供のそれである。

 

こうした悪循環から、どんどん夫婦の間に溝ができるわけだけど、お互いに自分の立ち振る舞いのルーツが分かっていないので、話し合っても平行線になってしまう。

 

これをなんとかするためには、残念だけど、僕に相談したアナタが歯を食いしばる必要があるのだ。

 

ちなみに、「あげまん」という言葉があるけど、僕が思うに、旦那をしっかりと男にしてくれる女性のことを指すんだと思う。

もちろん、そこは上げる必要もなく素敵な大人の男であれよ!とも思うけど。

 

男の子は、ちゃんと大人の男になる

そして、見失って欲しくないのは、旦那さんは、既に大人の男なのだ。

ただ、ちょっと甘えたいだけなのだ。

 

そして、考えて欲しいのは、母親の代打をやり切った後の二人の関係のこと。

大きな息子を育てたアナタには、とても大きな力、「包容力」が身に付く。

つまり結果的にも、アナタは大人の女性になるわけだ。

 

そうなれば、先々に起こるトラブルやいざこざにも、ちゃんと対応できるようになる。

日本人って、かなりトラブルに弱い。

「事なかれ主義」なんて言葉もあったけど、何も起こらないことを良しとするところがあるけど、人生で何も起こらないなんてことはないわけで。

 

対応ができれば、トラブルがトラブルでなくなるわけで、人生がとても楽になる。

それこそが、幸運な人生なんじゃないだろうか。

 

運が悪いから、人間関係が悪くなるわけではないのだ。

対応力がないことでトラブルが顕在化するわけで、解決策としては、対応力をつけること。

 

つまり、自分が強くなること以外には無いのだ。

 

みんな頑張ってるし、みんな苦労してるのは重々承知してる。

けど、いろんな人と関わる中で、特に結婚生活においては、自分以外のケツを拭かなきゃいけない時もある。

 

直接拭いてはあげられないけど、ケツの拭き方を教えるのは得意なので、そんな時は是非ともご相談いただければと思います。

ABOUT ME
前田王子
四柱推命と心理学を使って、「”改”運カウンセラー」というちょっと変わったことをしています。 占い歴10年、鑑定数2,500人以上。 元携帯ショップ店長、ECサイト運営、カウンセラー、占い師、コーチング歴10年という変わったキャリアの人です。 ・巷の浅い占いにモヤッとしてる ・占いに書いてあったことを信じてしまい困ってる ・てか占いってアテになるの? ・占い師ってなんなん? そんな巷の洗脳じみた占い感を払拭して、占いに頼らなくてもいい思考回路を作るための記事を書いてます。


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