どーも。
占い師の前田王子です。
生年月日で占う占術のことを「命占(めいせん)」と言います。
有名なのは四柱推命や占星術、算命学などがあります。
今回は、占いでエロいかどうかを判定できるのか!?という話です。
生年月日って見方によってはそんなことろまで見ることができます。
「そういう星の下に生まれた」という言葉があるけどまさにその通りで、運命は決められてるわけです。
ちなみに、生年月日で決まっている運命のことを個人的には「宿命」と言ってます。
「命に宿る」「宿っている命」
というような言い方をすると分かりやすいかと思います。
「宿ってるわけだからそれを変えられない」というニュアンスを含みます。
もう一つ、宿命と似たところで「運命」という言葉があります。
これは「運ばれる命」と表現してます。あくまで「運ばれる」なんですね。
命は、時間によって強制的に進められています。(老化が進んでいる)
命を自ら運んでいるって思う人はいないわけです。時間によって運ばれている、という意味で「運命」って言うんだと思っています。
対して宿命は、時間によって変化しません。
むしろ、あらかじめタイマーでセットされているかのように、「その状況」を運んできます。
例えば「アナタは○年に結婚します」と占い師に言われたとします。
それは生年月日から算出しています。なぜなら、その人の宿命は生年月日からある程度わかるので。
言葉がごっちゃになってしまうとややこしいので、僕としては生年月日によって、変えることのできない定めを「宿命」、選択によってある程度変えられる人生のルートを「運命」と使い分けています。
図にするとこんな感じです。

ということで、今回は「宿命」サイドの話です。
エロい星ナンバー1「桃花殺」
これは、桃花殺(とうかさつ)と読みます。
どんなモノかと言うと、四柱推命は年・月・日・時間の4区分に並んだ漢字、十干十二支(じゅっかんじゅうにし)といいますが、それで判断するというものです。
例えばヒカキンさんの命式の場合、
ちなみに、ヒカキンさんの命式を詳しく見た記事はコチラ↓

このような命式になる(出生時間は分からないので予想です)んですが、桃花殺をどこで見るかと言うと、「地支」の行です。
この場合、地支を時日月年の並びで言うと「卯亥辰巳」となります。
この地支の並びに「子卯午酉(並び順問わず)」の4つが揃うと、桃花殺となります。
この桃花殺が揃うとエロい、と言うより「異性運に異常ありがち」となります。
この4つがキレイに揃うことはなかなか珍しいです。
教科書通りの見方だと「子卯午酉の4つが揃うと」という条件となるんですが、経験上、桃花殺とまではいかなくても「子卯午酉」の中で3つが揃うとなかなかの人になります。
例えば旦那さんの命式を見たりする時に子卯午があったりしたら、「旦那さんって結構あっちはお盛んのようですね」と言うと大抵大笑いしてくれます。
3つだと桃花殺のなりそこないではあるけど、それでも四柱のうち三つも揃っているのはかなりの力を秘めてるということになります。
「子卯午酉」が三つ以上揃っていなくても、「子卯午酉」のうち一文字が三柱を占めている珍しい命式を持つ方もいます。
この方の場合はまたちょっと微妙に捉え方は違いますが、桃花殺のなりそこない+αの強烈な命式ですね。

この手の命式の方は、なかなかお目にかかれない経験をされていることが多いので、どんな人生なのか興味津津になってしまいます。
桃花殺が「異性運に異常ありがち」ということですが、じゃあどう異常なんだ?って話です。
平たく言うと、男なら「とにかく女好き」です。もうそのことしか考えられない。寝ても覚めても。
ちなみに上の命式は、レイプ事件でおなじみの高畑○太さんです。四柱推命界隈では話題になっている・・・はず。
あと、酉(とり)と言う字が3つ並んでますが、酉=鳥で、酉は饒舌とか楽しみ、悦という意味を含みます。
また、「酒」という時にも酉がいます。
この方はそもそもよく喋るし、酒飲んだらもっと喋るし、酒飲んじゃったらもう「ヤることしか考えられない」感じの人だと言えます。
こんな命式持って来られて、この人と付き合いたいんですけど・・・って相談が来たら全力で阻止します。
浮気するしない、ではなくて、ご飯を食べるくらい普通に女性に手を出す人なので、その辺の貞操観念が理解できる人のみどうぞ、な物件です。
そう思うとヒカキンさんの命式は、聖人君子のような形をしています。
「天は二物を与えず」という言葉がありますが、まさにそうだな、と思います。
どこかを際立たせるためには、どこかが犠牲になります。
上に立つとか、何か野望がある人は、スゴイ半面どこかに危さやヤバさを持っていたり、常識が欠落してたりします。
それは世の理なんだと思います。
中国の四柱推命は、「バランスの取れた命式の方がいい」という教えを説いていますが、それは一般市民に向けたものだからなんですよね。
尖っていれば良いってもんでもないけど、バランスが取れてても平凡な人生・・・。
ただ、幸せの基準はその人にしかないので、どんな命式が良いとか悪いとかではなくて、与えられた宿命とどう付き合っていくかが何よりも大事なことなんだと思います。
エロい命式「丁壬干合」
これも専門用語ですね。
丁壬干合(ていじんかんごう)と読みます。
これは、命式の天干の行に「丁(ひのと)」と「壬(みずのえ)」が揃う時のことを指します。
意外と多い命式です。
ただ、丁と壬がうまく機能していることが条件なので、これがあればエロいのか?と聞かれると、ちょっと微妙なところです。
桃花殺ほど強烈ではないですが、「よく性欲が強いって言われる」くらいの感じです。
陰陽五行で、水の五行は美を表します。
「水もしたたるいい男」という言葉があるように、水に濡れるというのは、妖艶さやエロさを表しています。
ちなみに、丁壬干合持ちの奥さんと、夜の相性が良くて結婚したけど、セックスレスになってしまう例もあったりします。
それについてはまず、結婚すると、距離感の変化で運命が大きく変わるという前提があります。
付き合ってた頃の距離感だと、いい感じのエロさに感じてた彼女でも、奥さんになった途端にその水の五行(壬は水の五行、丁壬干合でより水が強くなる)が強くなってしまい、溺れたような感じになってしまって、結果セックスレスになる、という考察もあります。
ムッツリなのは乙卯

最後に、上の2つには劣るけど、それでもエロい命式を紹介します。
「乙(きのと)」というのは木の五行で、つる草とか草花とか言われてます。
ここではつる草とイメージした方がいいですが、つる草の特徴は「大木に巻きつく」です。
何かよりどころがあって、それに引っ付いていたいのが「乙」の性質です。
そこに、桃花殺の一味である「卯」が付いた、「乙卯」がランクインしてきます。
卯というのは兎の意味で、兎は万年発情期といわれる動物です。
卯が入る命式は、やはりどこかエロさ、特にちょっと屈折したエロさを持ってます。
とはいえ、「乙」があればそう言える、というわけではないので注意です。
あとこれは四柱推命的ではないのですが・・・
単純に「乙卯」って字面がエロそう。というのもあります。
乙の曲線とか、卯って卵の字に似てたり。どっちも曲線っぽい。
そんな文字から伝わる情報も四柱推命では大事だったりします。
漢字は象形文字なので、文字の形には何らかの意味があります。
次点「辛卯」
「辛卯」に関しては、これはホントちょっとした余談です。
辛(かのと)って金の五行で、歯の意味があったり色で言えば白だったり、そんな意味があります。
例えばこんな命式。

庚(かのえ)と辛が金の五行で、壬が水の五行。
さらに蔵干の甲(きのえ)は学問を表していて、学歴もそこそこありそうな人の命式です。
金の五行と水の五行があることから、女性だったら歯科助手に向いてそうな命式です。
辛卯の人って、歯科助手に割と多いです。
もう少し厳密に言うと「辛卯と壬」がある人。
歯科助手さんがエロそうというのは、男なら分かるあるあるな話ではありますが・・・それは逆説的に辛卯があるから、とも言えるかもしれません。
ちなみにこの命式が女性の場合、お金に苦労しないやや恐めな奥さんになりそうですが、仕事が忙しくて結婚は遅そうな気はします。
あと、辛卯を持つ女性には、メンヘラ美人が多いというのもあります 笑
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はガッツリと四柱推命ネタでしたが、四柱推命が分からない方は、分からなくても全然大丈夫です。
何が言いたいかと言うと、生年月日からはこんなことまで分かる、ということです。
占いのポテンシャルというか、そんな占いの魅力が少しでも伝わればいいなと思います。
占い、特に命占においては、生年月日が分かればその人の人となりとか大体分かります。
よくあるお客さんの悩みに、人間関係とか、自分が分からなくて生きづらい、というのがあります。
生活をしている中で、一般常識的な「当たり前」を押しつけられて、本来自分が持っている「当たり前」が否定されると、生きづらいですよね・・・。
やっぱり分からないから悩むし、分かれば、納得できればその悩みは早く解決できます。
占いが、少しでもそんな人たちの助けになれば、と思っているわけです。
特に、自分の性に関しての話となると、なかなか相談できる相手がいません。(身内には特に)
占い師というのは、共感してくれて、相談できる他人です。
といった相談もよく受けます。
大丈夫かどうかが分からないという状態は、人を不安にさせます。
不安なことや悩み事がある時は、一度ご相談ください。

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