どーも。
“改”運トレーナーの前田王子です。
元・占い師なので、やっぱり女性客って多いです。
で、大半の方の悩みは恋愛についてなんですよね。(独身も既婚者も)
そこで今回は、元・占い師目線で見た、
というダメ男たちを紹介します。
悲しいかな、彼らはとても見分けづらいです。
そして巧妙です。
でも、決して悪気がないんです。
そんな愛すべきダメ男、過去の美しい思い出になりやすいダメ男についてのお話です。
目ん玉かっぽじってよく見とくといいよ!

その①〜隠れダメ男〜
見るからにダメ!不潔!生理的にムリ!
そんな人はまず恋愛対象にも選ばれません。
ダメ男ってのは、そういう所には生息していないんです。
ちゃんと仕事もしていて、貯金もそこそこあって。
見た目もそこそこ良いし、怒らなさそうだし。
彼氏にするにはちょうど良さそう。
・・・というのは表向きの話。
実際に、そういう人との関わり方で相談に来る方もいます。
一見良さそうなこんな男性ですが、ホントのところは、ただ自分が無いだけだったり。
条件だけを見てしまうと、こういう男性が良く見えてしまいますが、そんな人に限って刺激的な異性を求めていたりします。
相談内容で多いのは、こうした一見良い人そうに見える自分が無い男と結婚したものの、刺激がないから浮気しちゃったけど意外と良い生活できちゃってるもんだから別れるに別れれなくてどうしたら・・・😢というパターン。
その②〜入り口が100点の男〜
よくある「燃えるような恋」と言われるのがこのパターン。
趣味が合って、同じような苦しみを味わったことがあって、さらには地元が近かったりして!えー!この出会いはもう運命でしょ!!
・・・って、思うじゃないですか。
人間、そう思った時に落とし穴を見損なうもの。
「ハロー効果」という言葉がありますが、第一印象のいい人は、きっと仕事もできてちゃんとしてるんだろうな、と勝手に思い込んでしまう現象のことを指します。
第一印象、つまり人間関係の「入り口」が100点だから、きっと他の部分も100点なんだろうな!ワクワク!
なんて思ってると、あれよあれよと失速していき、
なんてことになりがちです。
入口が100点ということは、もうそれ以上の点を出すことができない、ということ。
入口が100点の男は、入口で100点を出すことを目指してあなたと関わっているわけなので、そりゃ高得点をマークできるってもんです。
つまり、未来のことは考えていなくて、今この一瞬の最高得点を叩き出そうとしています。
そんな頑張り、長続きしないですよね・・・^^;
でも、落ち込んでいたり悩んでいたりした時に、そんな人に出会ったら、コロッといってしまうのが人の性(さが)。
例えるなら、食材を買おうとしてスーパーに行く時に、お腹が空いているとつい余計なものまで買ってしまいますよね。喉がカラカラの時に飲むお水は、本当に美味しいですよね。
それとものすごく似ています。
その③〜ニセ俺様系男子〜
男性にリードしてもらいたいというのは、女性心理としてはあるあるです。
あるあるなんですが、ここで大事になってくるのは、
「リード」の定義について。
リードしてほしい、と思う人にとっての「リード」というのは、あたかも自分の思考を先回りしてるかのように、気配りと配慮と愛に満ちた行動のことを指します。
決められない人にとって、決めてくれたそれがまさに自分の求めていたものだったら、めちゃくちゃ嬉しいですよね。
ニセ俺様系男子は、そういう「リード」ではなくて、ガキ大将のような「俺様」を演じます。
それは、パートナーよりも自分の方が強い・格上だという錯覚から、そこに甘えているだけの行動だったりします。
決断力があるのではなく、ただ自分がそうしたいだけ。
手を引っ張ってくれてるのではなく、従えてるだけ。
頭良さそうな理屈で色々を教えてくれてるのではなく、褒められたいだけ。または威張りたいだけ。
リードしてくれる男風に見えるのは、ただ姿形が大人なだけで、やってることはガキ大将や駄々っ子とそんなに変わらない、という男は意外と少なくないです。
意外とそれは現代病だったり・・・
「男らしい」という表現は、昨今のジェンダー社会においては影を潜めてきた感があります。
高倉健さんや渡哲也さんなどの昭和の映画スターが見せる「男らしさ」というか、任侠道(弱い者を助け、強い者をくじき、義の為に尽くす様)のようなものは流行らず、フェミニンな感じが今風のような・・・
そんな偏見を僕は持ちますが、そんな人ってやっぱり少なくないと思います。
心理学を学ぶと、戦後の家庭環境や教育環境が歪だったがゆえの現代病のように思える節も、確かにあります。
ですが、タレントのりゅうちぇるさんのように、見た目は柔らかくても、自分のポリシーや哲学をしっかりと持っている人もいます。
なので、「現代病」と一蹴してしまうのも違うのですが、ナヨっとした男や、精神年齢の低い男が多いのも事実ではあります。
そんなことを言っていたら、
なんてことになってしまいます。
大事なのは認める力
いつからか、本屋さんにいけば「人生を好転させる〇〇な方法」みたいな本が並んでて、ネットを見れば「誰でも簡単に〜できる方法○選!」みたいな情報に溢れています。
これって、手っ取り早く楽して良くなろうとする、現代人の悪いクセを凝縮したやつなんですよね。
そしてまた、そういう本や記事の方が、売れるから儲かるんです。
でも、本質的にそれは間違っています。
スポーツでも料理でも絵画でも書道でも、最初は下手だし、上手くなったとしても苦手分野ってあります。
人は、一人で全てを抱えられるほど大きなキャパを持ってはいません。
だから、パートナーとそれを共有して、支え合っていくわけです。
金八先生じゃないですが、人という字が「人」という字でいられるためには、自分が相手を、相手が自分を支えている必要があります。
今回紹介した3つのタイプの共通点は、相手を支えるという感性ではなくて、自分の欲を満たそうとする感性を持った人というところです。
いわゆる「テイカー(奪う者)」という人たちです。
承認欲求を満たしたくて、その相手を欲している人たち、ということになります。
自分の弱さや不足を認めることをせずに、それを覆い隠すように構築する人間関係に未来はありません。
というか、弱さや不足があることは、悪いことではないです。
そこを認めて補い合っていくからこそ、人間関係は深まっていき、成長できます。
特に今の時代は、誰しもが悩んでいます。
悩んでいるときは、特に判断力が鈍ります。
判断力が鈍った時にこそ、今回紹介した3つのタイプに引っかかりやすいです。
特に悩み事というのは、恋愛では解決できないということも、知っておくと便利です。
恋愛は、痛みを紛らわせる鎮痛剤のようなもの。根本解決にはなり得ません。
変なのに引っかからないように心を鍛えること、メンタルを整えること。これがまず第一なんです^^