どーも。
“改”運トレーナーの前田王子です。
突然ですが・・・
最近泣いてますか??
子供の頃、僕はめちゃくちゃ泣き虫でした。
それがいつしか泣かなくなって、さらにいつしか、涙が出そうになったら堪えるようになっていました。
いつからでしょうか?泣かなくなったのは。
ここ日本では、泣くことってあまりいい意味を持たなかったりします。(特に大人は)
だけど、本当にそうなんだろうか?と思うんですよね。
涙は誰のため?
子供の頃は、周りの目も気にせずに泣きます。
ちょっと成長すると、泣くには泣くけど周りの目を気にし出します。
そして大人になると、泣くことというのは恥の一つにカウントされるように思います。
泣いていいタイミングがあるとすれば、動物の出産シーンやはじめてのおつかいや、お涙頂戴の感動モノの映画を見た時でしょうか。
あ、あとは実際に自分の子供の出産の時や、子供の運動会などなど、実はいろいろありますね。
ですが!
今挙げた例というのは、基本的に自分のことで泣いてはいません。
この記事で取り上げる「泣く」というアクションは、自分のことで泣くことを指しています。
そういう意味で、最近、泣いてますか?
悔しくて泣いたり、不安でいっぱいだったことが解消されて、安心して泣いたり、不甲斐なくて泣いたり、大事な試合に勝って泣いたり・・・
自分のことで泣けるシーンって、これまた意外とたくさんあります。
人のために流す涙はあっても、大人になると、なかなか自分のために泣けなかったりします。
カウンセリングやコーチングをしていて、依頼者さんの心が救われて涙ぐむシーンはよくありますが・・・やっぱり泣くことを我慢する人が多いです。
画面の向こうで涙ぐんでる依頼者さんを見ると、
と、僕が泣きそうになります 笑
泣くこと、つまり「涙を流す」という行為は、非常に大きな心のデトックスです。
そういう意味で、自分のために泣いてもいいんです。泣ける時には、泣いた方がいいんです。
涙は堪えるために出てきてない
カウンセリングやコーチングをしていて、依頼者さんが泣きそうになるシーンというのは、今までの自分の苦労が報われたと思えた時や、自分は間違ってなかったと思えた時、自分の間違いが理解できた時・・・などなど、つまりは、心が解放されたり、軽くなった瞬間です。
そして、なぜその時に涙が出てくるのかというと、辛かった自分に対するねぎらいのために出てくるわけです。
涙を堪える行為というのは、辛かった自分をねぎらう心を否定する行為です。
泣きたいときには泣いていいんです。
恥ずかしいかもしれないけど、僕しか見てないので泣いて大丈夫です。
カウンセリングやコーチングのシーンでなくても、そもそも涙は、堪えるために出てきてはいません。むしろ、出し切るために出ているくらいのものです。
そして、涙を流すという行為は、言葉で何かを理解するよりも数倍もの理解を心に与えます。これが何よりも大きなことなんです。
↓の記事でも書いてますが、忘れもしない2021年6月8日、自分でもビックリするくらいに咽び泣きました。嗚咽とはこのことか!ってくらいに泣きました。
で、泣き終わってみるとめちゃくちゃに清々しい気分だったんです。
まぁ、泣きゃ何でもいいってワケではないですが、大人になってからでも、自分のために涙を流していいんです。そうしないと溶けない心の氷壁があるし、涙を流さないと許せない昔の自分がいたり、泣くことで吐き出せる想いが、心の中にはたくさんあるんです。
強がって泣かないように頑張ったって、それはお金じゃないだけで、借金と同じです。
そのツケは、後からキッチリ請求されます。もっと大変な事態となって。
だから、泣きたい時には泣けるようになっておくことをオススメします。
難しいなら、僕が一緒に泣きますし 笑
それでも泣けないあなたへ
幼少期から泣くことを避けてきた人に多いのは、泣きたくなっても泣けないということ。
確かに、一般的な価値観であれば、泣かないことは強いこととされています。ですが、トレーナーとして現場に立っていて、さらに心理学を学んだ立場から言わせて貰えば、泣けないというのは実は大問題です。
どのくらい大問題かというと、ウンコが出せないくらいの大問題です。
大腸にはキャパがあるので、パンパンになったらさすがにウンコが出ます。でも、心という形のない空間においては、「パンパン」という概念が存在しません。
つまり、我慢できてしまうのです。
それだけでなく、我慢している状態はストレスが溜まるので、「我慢」を「我慢」じゃないようにすり替えるんです。心(潜在意識)というのは、このすり替えが非常に上手いです。
例えば、仕事で理不尽なことを言われたから、自分の意見を言いたい!と思ったとします。何とか口にしてみたものの、全く取り合ってくれず悔しさでいっぱいになるわけですが、じゃあ次回にもっと力強く言ってやろう!という気にはならないのが潜在意識です。(言う人もいますが、少数です)
自分の意見が受け入れなかったことを悔しい!と思うよりも、自分には価値がない、自分が間違ってたから意見が受け入れられなかったのだ、という書き換えをして、ストレスから回避しようとします。
その結果、泣けるタイミングをどんどん逃していって、最終的には「泣く」という行為自体を避けたり、泣くことに苦手意識を持ちすぎたり、泣いたら負け!くらいに思ってしまって泣けなくなってしまうわけですが・・・その状態、さっきも書きましたが、ウンコが出せないくらいヤバイ状態だということを認識する必要があります。
「泣けない」というのは、そんなヤバイ状態を放置していて、さらにはそのヤバさに気が付いていない、という状態です。
トレーナーとして言わせて貰えば、ヤバイどころの騒ぎではないです。超緊急事態です。
自分のために泣くことは、決して全然全く悪いことではありません。
むしろ、あなたの人生を豊かにするための超近道です。
最近泣いてないな〜と思ったら、ぜひ泣いてみてください。というか、自分のために泣くことに挑戦してみてください。
泣くことで、自分や、過去の過ちを赦す(手放す)ことができます。
もし、「泣けなくて困ってる」ということでしたら、僕のカウンセリングを受けてみてください。ちゃん泣けるので。
口が悪いから、悪口やヒドイことを言われて泣くのではなく、あなたの心の氷壁を溶かしたり、あなたが赦せなかった自分自身を僕が許すので、ちゃんと泣けます👍