どーも。
“改”運トレーナーの前田王子です。
よく、
・○○タロットが当たる!
・的中率○○%の○○占い!
とか、そんな表記ってあるじゃないですか。
この占いはよく当たるよ!みたいなことが書いてあるやつですね。
占い師になって身にしみたことなんだけど、
占術による的中率の差はほぼ無い!
というのが占い師のホンネです。
そう、占術によって的中率が低かったり高かったり、そんなこたぁないんですよ。
というのも、基本的に古来から残っている占いというのは、そりゃもう昔のめっちゃ頭いい人が寄ってたかって作った代物なので、理論・理屈がスゴイわけですよ。
もうね、それ考えたのホントに人間なの!?ってくらいの奥行きで考えられてたりしてるんです。
で、そんな高度な占いだと、占い師が困っちゃうわけですよ。
難し過ぎちゃって。
で、割と簡略化されて今の四柱推命とか占星術とかになってます。
ほら、「心理学」は役に立つとは思うけど、心理学の学術書って読みたいとは思わないじゃないですか。
でも、「嫌われる勇気」くらいの簡単さだったら読んでみようかな・・・くらいに思うはずです。
占いも、そんな感じのところがあるんですよね。
で!
簡単にしても、それでもまだ難しい!って話になって、さらにもっと簡略化されて、算命学とかナントカ歴とか、動物がいっぱい出てくるナントカ個性心理学ってヤツに手を変え品を変えてあるわけです。
なので、元をたどれば大体ルーツは一緒だったりするんですね。
特に生年月日を使うタイプの占いは。
西洋系なら占星術、東洋系なら四柱推命ですね。
そこから派生したり、九星気学とか易とかをトッピングしたくらいの感じです。
あとは、作った人が何に特化してたのか、職業は何だったのか、どういうキャリアで育ってきたのか、といったところで性質が分かれて来ます。
古い占術になればなるほど、使い方はオールマイティです。
しかし、難しいです。
近代・現代版になればなるほど、簡単ですが対応できる範囲が限られます。
それが占いの性質だったりします。
占術による違いって何?
占術の違いは、インターネットブラウザの違いのような感じです。
Internet Explorer(インターネット エクスプローラー)なのか、Google Chromeなのか、SafariなのかFire Foxなのか、といった感じ。
どれも取り扱ってるものはインターネットの閲覧で、後はそれぞれが何に特化してるのか、といった具合です。
・サクサク見える(動作が速い)
・見た目がキレイ
・伝統がある
みたいな違いで、閲覧できる内容にさほど違いはありません。
iPhoneとアンドロイドだと、ウィキペディアに違うことが書いてある!
とか、そんなことは無いんです。
なので、基本的にはタロットよりルノルマンカードの方が当たる、占星術より四柱推命の方が当たる、とかそんな話ではないわけです。
占いにおいて、違いが出てくるところ
では、どこで的中率の差が出てくるのでしょうか?
占術によって、そこまで性能の差がないとしたら、一体どこで違いが出てくるのでしょうか?
それは、ズバリ占い師の技量です。
結局そこなんですよ。
だって色んな占いはあれど、大体出典元は同じなんです。
だとしたら、使う側の差が、占いの差でもあるはずなんですね。
ただ残念ながらこれって、占い師じゃないと分からない話で、あまり語られることがない部分なんですよ。
しかも、なんか新しく出てきてモノモノしい名前が付いてたら、すごそうな気がするじゃないですか。
「〇〇占いと△△占いの融合!占いサラブレッドが独自開発!」
みたいなこと書かれたら、何かはよく分からなくてもすごそうな気がするじゃないですか 笑
例えるなら・・・
コエンザイムQ10みたいな 笑
世紀の大発見みたいな言い方してますけど!
その割にドラッグストアに雑に売ってますけど!
ホントに効果あるんですか!?
みたいなねw
ネーミングは凄いけど、なんか全然伝わってこないわけです。
何が言いたいかって、占い業界も、そういったネーミング戦略というか、そんなのがあるよ!って話です。
ここだけの話、占術を売りにしてる占い師は王子的には地雷だと思うわけで、特にモノモノしい占術名には要注意です(笑
ついでに
あと、トップの画像にあるような、モノモノしい占い師名にも注意です(笑
実力派の占い師の方って、割と清楚な名前とか、地味目な名前をつけがちなんですよね。
なんていうか、職人っぽい感じの。
だからなんか、名前で着飾ってくる占い師って、

みたいな感じに見えちゃってたりします 笑
占い師の名前も、そんなキラキラネームつけなくてもいいと思うんですよね。

・・・・・モノモノしくないよね??
物々しい・・・《形》いかめしい。おもおもしい。また、おおげさだ。