運気について

来年のあなたの運勢は?〜アホな占いに騙されてませんか?〜

どーも。
前田王子です。

今年のクソ暑い夏がやっと終わって、気付けばもう秋ですね。

この時期になると、書店やコンビニには来年の運勢の本が出回ります。

大殺界でお馴染みのあの占い師や、テレビで人気のあの占い師、他にもたくさん占い師がいますよね。

基本的に占いなんてものは、自分の都合のいいように、極めてポジティブに利用するならいいんですが、占いに使われちゃう側になると非常に良くないです。

アホ占い師
アホ占い師
あなたの運勢は最悪です!さぁ、この本を買って運気を上げましょう

こんなことを言われて素直に本を買って、一体何が解決するというのでしょうか?笑

 

とはいえ、僕もかつては藁にもすがる想いで金運が上がる色の財布を持っていた人なので、あんまり大きなことは言えませんが、来年の運勢の本なんてのは、結局のところ出版社のお年玉みたいなもんです。

お医者さんでいうところのインフルエンザワクチンみたいな感じですね。

普段病院に来ない人も、この時ばかりはこぞって打ってくれる上に、利益率も非常にいい。

しかもワクチン打ったところでインフルエンザにはなるので、通院もしてくれれば2度美味しい 笑

毎年定期的にしっかりドカンと売れるので、商材として非常に優秀なんですよ。

そんなわけで、特にメディアで人気になった占い師が出てこようもんなら、今年はめっちゃ本売れるやん!ってなるってもんです。(知らんけど!)

 

まぁそんなメタな話をしても仕方ないので本題に入ろうと思います。

今回は、来年のあなたの運勢って、一体何?ホントに意味あんの?って話です。

 

そもそも運とは?

敬虔な当ブログファンの人にはお馴染みかもしれませんが、そもそも「運」って何か一言で説明できますか?

これができないと、運勢なんてものを語ることはできません。

当ブログでは、

運とは、「運営方法」の「営方法」が見えなくなったもの

と定義しています。

「運営方法」という言葉から「営方法」が見えなくなってしまうと…

「運営方法」→「運営方法

となり、残るのは「運」となります。

 

なので、「運が良い」とは、「営む方法」が分かっていないながらにやったけどうまく行ったこととなり、「運が悪い」とは、「営む方法」が分かってないのにやったからうまくいかなかったこと、ということになります。

 

逆を返せば、「営む方法」が分かっていること(当たり前にできること)については、「運」が介在しません。

例えば、蛇口を捻ったら水が出るわけですが、運がいい日にはオレンジジュースが出てくるなんてことはないですよね。

逆にめちゃくちゃ運が悪い時は味噌汁が出てくる、なんてこともありません。

蛇口を捻ったら水が出ます。
運とか関係なく。

目玉焼きに塩をかけたら塩味が足されてしょっぱくなって、コーヒーに砂糖を入れたら甘くなります。運とか関係なく。

そして、人身事故で電車が遅延してしまうのは、予想できなかったことであって、運が悪いという判定にはなりません。

他にも、ラーメン屋の唐辛子の内蓋が緩んでいて、ちょっとかけるつもりだったのにドバッと出てしまった時も、運が悪かったのではなく、内蓋が緩んでいたことを予想できなかった、内蓋が緩んでいるなんて知る由もなかった、というだけなんです。

運が悪いのではなく、内蓋が緩んでいたせいで唐辛子がドバッと入ってしまったのなら、お店の人に伝えて作り直してもらえばいいです。

そしてもし僕が店員だったなら、めっちゃ謝った上ですぐ作り直して、さらに味玉をおまけで乗せて出します。

・・・って、あれ?

運悪く唐辛子がドバッと出てしまったんじゃなかったっけ?

気が付いたら味玉乗せラーメンになってます。

これって、本当は運が良かったのでは・・・??

 

来年の運勢ってなんやねん

さて、本題の「来年の運勢」についてです。

これまたメタな話をしますが、運勢についての本に、

「来年はスーパー絶好調です!」

とかは絶対に書きません。

だって、そんなこと書いてクレーム来たら嫌じゃないですか。

だから、どちらかというと注意とかアドバイスが書いてあります。

あと、来年の運勢の本を買う人が求めているのは、「なんか状況が好転しそうなそれっぽいアドバイス」です。

そんなアドバイスを欲しがる人というのは、慢性的に悩みがちなわけで、それ即ち問題解決力や対応力が低い人とも言えます。

そして、なんでそんな人が多いのかと言えば、義務教育という謎のサラリーマン養成機関によってそんな人たちが量産されているから、というカラクリがあります。

その辺りを書こうとすると本2冊くらい書けそうなので省くとして、「来年の運勢の本」という商品には、あなたを幸せにしようとする意図がないことだけは知っておいてください。

バレンタインデーのチョコとかクリスマスケーキみたいな、ただの季節商品です。

時期的な需要ってだけで、運勢の本を夏頃に読み返すこともないんですよね。基本的に。

 

と、また話が逸れましたが!笑

来年の運勢って結局なんやねんって話です。

 

来年の運勢とは、見るだけ無駄な季節商品です。

 

別に来年の運勢の本を買うなとも言いませんが、買ったところで来年のあなたは現状の延長線上なだけです。

そこに書いてある言葉が良かろうと悪かろうと、あなたには特に何の影響もないです。

むしろ、嫌なことが書いてあったら滅入るので、読まない方がマシだったりします。

 

弱気なAちゃん
弱気なAちゃん
そんなこと言われたって・・・気になるじゃん!!

 

そんな方は、ぜひ僕のコーチングを受けて揺るぎない思考を手に入れてください。

一生運を味方につける! “改”運思考レッスン

 

まぁ・・・

そんなこと言ったって気になるものは気になるんじゃい!という方も多いわけで、次の記事ではそんな方向けに、どうやったら運勢ってよくできるの?って話をしたいと思います。

先に言っときますが、別に「運勢」なんてものを良くすることはできません。

単純に、出来ることを増やす、余計なことを減らす。この二つを徹底するだけで、あなたの人生はめちゃくちゃ好転します。

ABOUT ME
前田王子
四柱推命と易を使う占い師。 占い歴12年。 陰陽五行の知見と心理学・脳科学を使って、運が良くなる考え方を発信しています。 運が良くなると、人間関係や恋愛、お金や仕事など、人生の全ての歯車が噛み合います。 そんな前田王子ならではの目線でお送りするブログです。

↓↓記事が「おもしろい!」と思ったら、こっちはもっと面白いです↓↓

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です